彼岸花咲く秋晴れの「嵯峨野」。
青空広がる嵯峨野・広沢の池。
池の向こうに見える山は、「遍照寺山」。
標高231メートル。
広沢の池から少し歩くと、嵯峨野の田園風景が広がります。
この季節、田んぼでは、案山子さんが並んでいます。
ズラリと並ぶ、案山子さん。
案山子さん達は、ここで実る酒米を守っています。
田んぼの、あぜ道では彼岸花が見頃を迎えています。
この花は、秋の彼岸の日に合わせた様に咲いて来る不思議な花です。
今年の秋の「お彼岸」は9月20日が彼岸の入りで、9月23日は中日(秋分の日)、
9月26日が彼岸明けです。
花は、彼岸の頃になると土手からニョキニョキと生えて来て、土手やあぜ道を彩ります。
彼岸花は、葉のない真っ直ぐに伸びた茎に、一つの花が咲きます。
見頃が終わると、全て散ってしまい
それからは、花も葉もない時期が長く続く不思議な花です。
縄文時代に稲作とともに渡来したそうで、
以来、あぜ道や土手に植えられて広がったそうです。
彼岸花咲く嵯峨野には、秋の景色が広がっています。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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