青空広がる西本願寺、「埋め木」を訪ねて。
京都の人から「お西さん」と親しまれる西本願寺。(京都市下京区)
正式名称は『龍谷山 本願寺』。
寺院は京都駅からも近くて、徒歩でも約10~15分ぐらいの距離です。
世界遺産・西本願寺は、桃山文化の象徴といわれる建造物や庭園があります。
寺院は13世紀に、浄土真宗の宗祖である親鸞上人の廟堂として創建されました。
移転が何度かありましたが、1591年、豊臣秀吉の寄進により現在の堀川通りに移ったそうです。
お寺には「御影堂」や「阿弥陀堂」「飛雲閣」「唐門」など、11もの国宝が存在しています。
なかでも、御影堂と阿弥陀堂は一般の人にも広く無料開放されています。
そして西本願寺と言いますと、秋が進んだ日の境内の大銀杏は見事です。
今回は、西本願寺の廊下に見られる「埋め木」について紹介したいと思います。
多くの参拝者が行き交う御影堂・阿弥陀堂の縁側や廊下。
「埋め木」は、木が長い年月を経ることで、生じて来る節目や、
すき間や割れ目などを木を用いて修復する方法です。
廊下をじっくり見ながら歩くと・・・・・
「ひょうたん発見」!
「ハート形」?「かぶら」?
「なすび」でしょうか。
普通に歩いていると「埋め木」は、なかなか気づきませんが
ゆっくり・・じっくり見ながら歩くと、いろいろ発見出来ます。
西本願寺に来られた時、廊下の「埋め木」も訪ねて下さいね。
《西本願寺》
○所 京都市下京区堀川通花屋町下ル
○ 拝観料 無料
○アクセス 京都駅前バスターミナル 市バス9、28、75
※京都駅から徒歩、約15分位。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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