青空広がる西本願寺、「埋め木」を訪ねて。

公開日 : 2017年10月03日
最終更新 :
筆者 : Akio

京都の人から「お西さん」と親しまれる西本願寺。(京都市下京区)

正式名称は『龍谷山 本願寺』。

寺院は京都駅からも近くて、徒歩でも約10~15分ぐらいの距離です。

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世界遺産・西本願寺は、桃山文化の象徴といわれる建造物や庭園があります。

寺院は13世紀に、浄土真宗の宗祖である親鸞上人の廟堂として創建されました。

移転が何度かありましたが、1591年、豊臣秀吉の寄進により現在の堀川通りに移ったそうです。

お寺には「御影堂」や「阿弥陀堂」「飛雲閣」「唐門」など、11もの国宝が存在しています。

なかでも、御影堂と阿弥陀堂は一般の人にも広く無料開放されています。

そして西本願寺と言いますと、秋が進んだ日の境内の大銀杏は見事です。

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今回は、西本願寺の廊下に見られる「埋め木」について紹介したいと思います。

多くの参拝者が行き交う御影堂・阿弥陀堂の縁側や廊下。

「埋め木」は、木が長い年月を経ることで、生じて来る節目や、

すき間や割れ目などを木を用いて修復する方法です。

廊下をじっくり見ながら歩くと・・・・・

「ひょうたん発見」!

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「ハート形」?「かぶら」?

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「なすび」でしょうか。

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普通に歩いていると「埋め木」は、なかなか気づきませんが

ゆっくり・・じっくり見ながら歩くと、いろいろ発見出来ます。

西本願寺に来られた時、廊下の「埋め木」も訪ねて下さいね。

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《西本願寺》

○所      京都市下京区堀川通花屋町下ル

○ 拝観料     無料

○アクセス   京都駅前バスターミナル 市バス9、28、75

※京都駅から徒歩、約15分位。

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筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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