水面に映る神無月「大覚寺・観月の夕べ」。
右京区嵯峨の大覚寺では、10月4日~10月6日(金)まで
「観月の夕べ」が開催されています。
観月の夕べは、嵯峨天皇が大沢池に、中秋の名月の夜に舟を浮かべ、
文化人・貴族の方々と遊ばれたことから始まったと伝わっています。
4日の夜、大沢の池には風もなくて水鏡の世界が広がっていました。
空には煌々と輝く月。
そして池には水面に映る月。
大沢池は、大覚寺の庭園にある巨大な池です。
平安時代から、ほぼ姿を変えていないそうで、鏡のように静かに水をたたえています。
観月の夕べでは、舟に乗り(龍頭舟か鷁首舟)池を周遊することもできます。(有料)
舟は、祭壇のある桟橋を出て約20分かけ、
ゆっくりと大沢池を一周します。
平安の時代、名月の夜に
空の月と、水面に映る月を見るのは
さぞかし特別な催しだったのでしょうね。
《大覚寺・観月の夕べ》
〇所 〒616-8411 京都市右京区嵯峨大沢町4番地
〇期間 10月4日~10月6日(金)まで
〇拝観料 大人500円
〇舟席券 1000円(龍頭舟か鷁首舟)
〇駐車場 500円
〇交通アクセス 【電車】JR嵯峨嵐山駅より北へ徒歩15分
[バス] 市バス 京都駅前 烏丸口C6
京都バス 京都駅前 74/81
〇期間中、多宝塔もライトアップされ屋台も出ています。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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