「八坂の塔」を見ながら歩く小路

公開日 : 2017年11月19日
最終更新 :
筆者 : Akio

東山には風情ある小路が幾つもありますが、

八坂の塔を見ながら歩く八坂通はお勧めです。

紅葉を訪ねて清水寺に行く途中、八坂の塔の前を通って行きました。

IMG_6072.jpg

東山エリアのシンボルである「八坂の塔」。

塔の高さは46メートルで、五重塔としてはそれほど高くありませんが、

八坂通の細い道の奥に凛として建つ姿は、堂々としています。

IMG_6075.jpg

塔は、寺の伝えによると、聖徳太子が如意輪観音の夢のお告げにより

建立したといわれています。

その後、長い歴史の間に、たびたび火災により焼失しましたが

その度再建され、現在の五重塔は永享12(1440年)に足利義教によって再建されたものです。

IMG_6019.jpg

時代が江戸初期に入ると、八坂の塔は観光の名所だったらしく、

当時の名所案内には絵入りで紹介されていたそうです。

そして、時が更に過ぎた幕末の頃には、東山界隈は歴史の舞台でもありました。

明保野停や維新の道は、すぐ近くにあります。

坂本龍馬や新撰組は、この塔を眺めながら東山界隈を 駆け抜けていたのでしょうね。

八坂の塔を見ながら清水寺へと向かいました。  つづく

IMG_6074.jpg

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。