〇と▢の窓「鷹ヶ峯・源光庵」。

公開日 : 2017年11月04日
最終更新 :
筆者 : Akio
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北区・鷹ヶ峯の源光庵。

ここは京都市内の北にあり、街中よりも朝晩の冷え込みがあり、

その分、紅葉も早く色付きます。

鷹ヶ峯の紅葉は、目の覚めるような深くて鮮やかな紅色。

木々は日毎に色付いて来ています。

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かつて鷹ヶ峰の地は、江戸時代初期の芸術家・本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)が草庵を結び、

学問や芸術が栄えた地でもありました。

源光庵の山門に続く参道は、ひし形の石畳。

そして参道の両側からは、背の高いススキが迎えてくれます。

山門の上には、丸い窓がふたつ。

それは夜空に浮かぶ月のようにも見えます。

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山門をくぐります。

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まずは書院からの眺め。

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本堂に続く廊下の窓。

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本堂に入ると、禅の境地を表す窓が二つ。左右に隣り合っています。

向かって右に位置するのは四角い「迷いの窓」。

これは人生における四苦八苦、煩悩の姿を表しているそうです。

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一方、左にあるのが円形の「悟りの窓」。

こちらは円通や広大無辺な大宇宙、とらわれのない目覚めた姿など、

禅における悟りの境地を表しているそうです。

〇と□の窓の前に座ると、静かな世界が心に広がって来る様です。

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《源光庵》

〇所    京都市北区鷹峯北鷹峯町 営業時間9:00~17:00

〇アクセス 市バス 鷹峰源光庵前下車徒歩約1分

〇駐車場あり

〇拝観料 500円

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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