インスタ映え「くくり猿に願いをこめて」

公開日 : 2018年10月08日
最終更新 :
筆者 : Akio
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10月7日の京都は、少し汗ばむ夏日の気温でした。

でも鴨川に広がる空からは、秋を感じました。

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《日本最初の五重塔・八坂の塔》

四条大橋を渡り、祇園街を抜けて、東山通りから細い通りの八坂通りに入りました。

八坂通りの奥に、八坂の塔が見えます。

八坂の塔(法観寺)は飛鳥時代に聖徳太子が建てた、日本最初の五重塔と言われています。

その後、戦いや落雷で三度焼失。

現在の塔は、室町将軍の足利義教によって1440年に再建され今日に至っています。(高さは、46m)。

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八坂通りを進んでいくと、八坂の塔のすぐ手前に、カラフルな形のお守りが、

沢山奉納されているお寺があります。

八坂庚申堂(正式名称「大黒山延命院金剛寺」)です。

地元の方からは「八坂の庚申さん」の愛称で親しまれています。

八坂庚申堂は、インスタ映えする寺院としても、とても人気のあるお寺です。

八坂庚申堂へのアクセスは、市バスの「東山安井」下車して八坂通の緩やかな坂道を5分ほど歩くと

八坂庚申堂の山門の前に到着します。

電車での最寄り駅は、京阪電車の祇園四条駅です。駅からは南東に徒歩約15分位です。

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境内には沢山の「くくり猿」。

遠くから見ると、お手玉が吊るされているように見えますが、このお手玉のようなものが、「くくり猿」なのです。

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≪くくり猿とは≫

サルは、欲のままに自由に走り回ります。

そして、人間の心の中にも欲望があります。

お手玉のように見える「くくり猿」は、手足を縛られた形をしています。

これは、欲をひとつ我慢すると願いが叶うということを表しています。

くくり猿の初穂料は500円です。

八坂庚申堂は、Instagramでも大人気の所として、連日沢山の人がお参りされています。

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≪八坂庚申堂≫

〇拝観時間:9:00~17:00

〇所 〒605-0828  京都市東山区金園町390-1 MAP

〇アクセス JR「京都駅」から 市バス「東山通北大路バスターミナル行き」15分 「東山安井」下車 徒歩6分

〇周辺のおすすめ観光スポット

 八坂の塔・二年坂・三年坂・高台寺・円山公園・

 知恩院・清水寺・八坂神社・祇園街

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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