竹林と紅葉「直指庵」
竹林と紅葉「直指庵」
紅葉処を回っていると九月に上陸し甚大な被害をもたらした
台風21号の爪痕に出あいます。
市内では、11月の今でも屋根瓦修理待ちの家をみかけ、
山々では倒木が残ったままだったり、竹林では竹が倒れたままの所もあります。
あらためて台風被害の大きさを思います。
《直指庵へ》
紅葉見頃の今、嵐山・渡月橋辺りは沢山の人が溢れています。
嵐山から大覚寺を経て、北嵯峨の山の麓に、進むと
静かな時が流れる直指庵はあります。
直指庵は「庵」という名の通り、静寂に包まれたお寺。
1975年、姉妹フォークデュオ「たんぽぽ」が歌った
「嵯峨野さやさや」では、直指庵が歌われていました。
「京都 嵯峨野の 直指庵 旅のノートに 恋の文字
どれも私に よく似てる
嵯峨野ささの葉 さやさやと 嵯峨野ささの葉 さやさやと」
この当時、「嵯峨野さやさや」の歌は、TVCMとして流れていました。
歌の二番は落柿舎。三番は祇王寺と、嵯峨野を巡って行きます。
柴垣が続く境内を歩くと、竹林を渡る風音と、鮮やかな紅葉が迎えてくれます。
直指庵を訪れる方は、一人旅の人も多いです。
書院に入り、机にあるのは想い出草ノート。
ノートには、お参りに来られた方々の、様々な悩みが綴られています。
その数は、すでに5000冊以上。
今も日々、新しいぺージが更新されています。
人生は、振り返ると眩しくも感じますが、
それぞれの日々には、悩みや難題に直面する事も多いです。
直指庵は、日常に埋没した自分自身と
向き合う場所なのかも知れません。
境内で見かけた、ありがたい言葉。
境内奥の「想い出草観音」様。
書院のノートに綴られた悲しみや苦しみを読み、
そこから救い、その後の歩みを見守って下さると言います。
北嵯峨・直指庵の秋景色でした。
《直指庵》
〇所 〒616-8441 京都市右京区北嵯峨北ノ段町3
〇拝観時間 9.00~17.00
〇拝観料 500円
〇アクセス 京都駅から京都市営バス28号系統 大覚寺下車して徒歩約15分。
京福電鉄嵐山駅・JR嵯峨嵐山駅から徒歩30分位。
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