ジオラマで見る「嵯峨鳥居本」昭和初期風景

公開日 : 2018年11月26日
最終更新 :
筆者 : Akio
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連休の嵐山は凄い人出でした。

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渡月橋から川沿いの道を上がった所のもみじも見頃です。

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人の多い嵐山エリアから愛宕街道を上って奥嵯峨鳥居本手前の

京町屋風建物の「嵯峨鳥居本町並み保存館」に入りました。

《嵯峨鳥居本町並み保存館》

◎ 場所     右京区嵯峨鳥居本仙翁町8番地

◎ 開館時間   午前10時から午後4時まで

◎ 休館日    月曜日(月曜日が祝日・振替休日のときは翌日)

◎ 入館料     無料

◎ 交通アクセス JR嵯峨野線 嵯峨嵐山下車 徒歩約30分 

           京都バス 鳥居本下車 徒歩約3分 市バス 大覚寺下車徒歩約20分

           嵐山渡月橋付近から徒歩で落柿舎等を経て30分程度

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《ジオラマに見る、昭和初期の奥嵯峨風景》

館内には奥嵯峨・愛宕街道のジオラマ(風景模型)が展示されています。

ジオラマは昭和初期の、奥嵯峨の風景が再現されていて

ジオラマ右手には愛宕街道に沿って 桜並木も見えます。

そして・・・桜並木の中を電車が走っています。

この電車は、今は走っていない『愛宕鉄道』です。

愛宕山鉄道は、嵐山から清滝までを結ぶ鉄道でした。

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鉄道は、愛宕山の神社へ向かう参詣路線として建設されました。

清滝には遊園地があり、愛宕山には、ホテルや遊園地・スキー場・テント村などあったそうです。

しかし太平洋戦争中に、不要不急線に指定された事から廃線となりました。

戦後も復活する事なく ホテルなど観光施設もすべて閉鎖され リゾート施設も幻と消えています。

現在 鉄道跡は、清滝に続く道路になっています。

清滝の秋の様子は、前記事「京へ三里 水の清滝 紅葉景色」にても紹介しています。

https://tokuhain.arukikata.co.jp/kyoto/2018/11/post_1371.html

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こちらは、鳥居本・一の鳥居と鮎の平野屋さん。

平野屋さんは、鳥居本で四百年 鮎問屋を営まれています。

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嵯峨鳥居本町並み保存館は,嵐山からスタートして嵯峨鳥居本まで歩く道沿いにあります。

石仏や石塔で有名な化野念仏寺を過ぎ,鳥居本に到着する直前にあります。

嵐山・嵯峨野めぐりの休憩を兼ねて訪ねてみて下さいね。

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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