これぞ!フォトジェニック「嵐山花灯路・光に浮かぶ法輪寺」

公開日 : 2018年12月17日
最終更新 :
筆者 : Akio

初冬の京都を彩る嵐山花灯路は、12月17日まで行われています。

嵐電嵐山駅にも美しいクリスマスリースが飾られています。

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《月の渡る橋》

嵐電嵐山駅から渡月橋を渡り法輪寺へと向かいます。

渡月橋。橋の長さは、全長155m。橋は、光に浮かび上がっています。渡月橋の名の由来は、平安時代。

その当時、嵐山天龍寺のある場所に亀山庭園を持っていた亀山上皇が、

曇りのない夜空に月が橋を渡って行く様子を、

「くまなき月の渡るに似る」と表現された事から、渡月橋と

命名されたと言われています。

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平安時代の渡月橋は、現在より200mほど上流に位置していたそうで、

法輪寺への通行のために架けられたので、法輪寺橋と呼ばれていました。

その後、渡月橋は度重なる洪水や、応仁の乱で焼け落ちたりして来ましたが

江戸時代に(1606年)現在の位置に建設されたそうです。

山門前に着きました。ここは長い石段に枝垂れるモミジが綺麗です。

今は紅葉もほぼ終わりましたから、来春の青もみじが楽しみです。

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《境内に広がるプロジェクションマッピングの世界》

長い石段を上がるとプロジェクションマッピングの世界が広がっています。

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法輪寺では、花灯路の期間、プロジェクションマッピング「デジタルカケジク」で

100万枚ものCG画像が境内全体に投影されています。

光の中、次々と浮かび上がる幽玄の世界に見入ってしまいます。

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そして、法輪寺と言いますと、舞台からの眺めが良いですね

舞台からは、嵐山や市内が一望出来ますよ。

この夜は小雨でしたから夜景は少し霞んでいました。

《嵐山花灯路・法輪寺》

〇所 京都市西京区嵐山虚空蔵山町68-3

〇アクセス 阪急嵐山線下車 徒歩10分

      JR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山駅」下車徒歩約20分

〇デジタルカケジク日没~20:30※  夜間舞台入場無料

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嵐山花灯路は12月17日(月)まで行われています。

灯りの点灯時間は(17:00~20:30)三時間半です。

三時間半を有効に使い、暖かい恰好で散策して下さいね。

(手袋・ホカホカカイロ、折り畳み傘・持参がお勧めです。)

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筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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