インスタ映えする「御室桜」

公開日 : 2019年04月14日
最終更新 :
筆者 : Akio

御室仁和寺(おむろにんなじ)へ御室桜を見に行って来ました。(写真は4月13日(土)撮影)

御室桜は、京都に咲く桜の中で遅咲きの桜で、市内のソメイヨシノが花吹雪になる頃に咲いて来ます。

二王門の看板には、おむろ桜の開花具合は五分咲きとの事。

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仁和寺は、御室桜が有名ですが、境内では、「有明」や

「楊貴妃」など、美しい桜が咲いています。

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広い境内を勅使門を眺めながら、中門へと進んで行きます。

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中門を入ると、名勝・御室桜が咲くエリアです。

現在の「御室桜」は1696年の伽藍再建の際に植えられたもので、約200株の桜があります。

重要文化財でもある五重塔と「御室桜」のコラボレーションはまさに絶景ですが

昨年秋の台風被害のため、五重塔は現在、災害復旧工事が行われています。

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「御室桜」のお花見は、普通の花見とは少し違った感覚が楽しめます。

桜の花と言いますと、見上げる感じが多いのですが、

御室桜の木の高さは2~3メートルと低く

花が目の前にあり、目線の高さで桜が楽しめます。

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また御室桜の花弁は、大ぶりで厚くお多福桜とも呼ばれています。

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《「春への義理」》

昔から京の人にとって、ここの桜を見ないと「春への義理」が立たないと言われた桜。

川端康成さんは小説「古都」の中で、

御室の桜の事を「春の義理」と表現され

「ひと目見たら、春への義理は済む」と書かれていました。

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また御室仁和寺には御室桜以外にも染井吉野や

五重塔の前には見事な枝垂れ桜も咲いています。

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そして桜と共に、ミツバツツジも咲いています。

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御室桜は見頃の期間がとても短い桜。

僕が行った13日は五分咲きでしたが、これから「満開」そして「落下さかん」

と二王門の看板も桜の状況で日々変わって行きますので、見に行かれる方は、

桜情報などをチェックして下さいね。

◎京都新聞・桜情報

 https://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/sakura/index.html

《仁和寺》

〇 所 京都市右京区御室大内33

〇アクセス  電車

         JR京都駅から市バス26号系統約40分「御室仁和寺」下車徒歩すぐ。

         京福電鉄御室駅下車徒歩すぐ。

〇アクセス  車 

         名神高速京都南ICから約40分   名神高速京都東ICから約40分

         駐車場   500円

〇観桜参拝   大人 500円 子供 200円   AM8:30-PM17:00

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筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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