水無月の花咲く神苑「梅宮大社」

公開日 : 2019年06月17日
最終更新 :
筆者 : Akio
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右京区の梅宮大社。

創建は平安遷都以前までさかのぼり、京都でも有数の歴史を誇ります。

酒造の神と、子授けと安産の神様をご祭神に祀り、年間を通して参拝者の絶えない神社となっています。

梅宮大社は、名の通り梅の花でも有名ですが、春の桜や六月の紫陽花や菖蒲、

秋の紅葉など四季を通じて美しい花々が咲きます。

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《四季折々の花が咲く神苑》

神苑に入ると、紫陽花の美しい色彩と共に、花菖蒲の紫色、睡蓮の白色など

六月の花達が迎えてくれます。

池には様々な色の花菖蒲が咲いています。

花菖蒲の見頃は例年6月中旬頃までとの事。

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回遊式庭園の神苑。

睡蓮を見ながら、石橋を渡り巡って行きます。

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青もみじも美しいです。

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《紫陽花エリア》

順路を進んで、紫陽花エリアに入りました。

梅宮大社の神苑には、一体、何種類の紫陽花が

咲いているのだろうかと思う位、いろんな種類の紫陽花が咲いています。

ここの写真だけで、紫陽花図鑑が出来そうです。

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紫の陽の花と書いて、紫陽花。

紫陽花の花は、青・赤・白・薄紫と花の形や色の多さに改めて驚きます。

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紫陽花の種類は200種近くあるそうで、それぞれに花のスタイルや色合い、花柄の大きさが違います。

花の形が、球状のものは西洋アジサイ。まるで花束かブーケの様に綺麗。

これは、日本のアジサイが18世紀末にヨーロッパに持ち込まれ、

品種改良を重ねて今日のような花柄の大きい、球状のアジサイが出来上がったそうです。

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そして、サテライトのように咲くのは「ガクアジサイ」。

「ガクアジサイ」は、周辺の装飾花が中央の細かな花を

 取り囲んで咲く、「額縁」に似ているので、江戸時代に名付けられたそうです。

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六月半ばの梅宮大社・神苑。

花菖蒲と紫陽花が見頃を迎えています。

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≪梅宮大社≫

○所         京都市右京区梅津フケノ川町

○アクセス 電車   阪急松尾大社駅から徒歩約10分。

〇アクセス バス   京都駅から市バス28系統に乗車。梅ノ宮神社前の停留所で下車。徒歩すぐ

○駐車場       有り

○境内散策無料    神苑550円

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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