インスタ映えポイント「太鼓橋と京都タワー」
六月も後半となって来ました。
青空広がる京都駅近くの渉成園(しょうせいえん)・枳殻邸(きこくてい)。
渉成園・枳殻邸は東本願寺の飛び地で、京都駅から歩いて行ける距離(徒歩約10分)です。
季節ごとに美しい花が咲く庭園では、新春は梅、春は桜、6月の今は紫陽花に蓮。
夏は睡蓮。秋は紅葉と、四季折々に美しい花が咲きます。
インスタ映えする、印月池からは太鼓橋と京都タワーが見えます。
渉成園の地は、平安時代の初期(887年頃)嵯峨天皇の皇子・源融が営んだ
「六条河原院」の旧蹟であったと言われています。
源融は六条河原院を造営する際、奥州塩釜(宮城県塩釜)の風景を模して庭を造ったといわれ、
毎月、難波から海水を運ばせて、この池を作ったそうです。
そのため、庭内には「塩釜」の井筒「塩釜の手水鉢」などが景物として残されています。
また、源融の供養塔もこの地に残っています。
渉成園の名は、かつて周囲に植えられていた枳殻(カラタチ)の生垣にちなんで、
枳殻邸(きこくてい)とも呼ばれています。
園内の建物は1858年・1864年の2度にわたり焼失していますが、
現在の建物は明治初期から順次再建されたものです。
庭は1653年、詩仙堂の庭園等を造った石川丈山が作庭。
国の名勝となっています
街の中にあるのに、自然豊かな景色が広がる「渉成園・枳殻邸」。
印月池では睡蓮も咲き始めて来ました。
《渉成園・枳殻邸》
〇アクセス バス 京都駅から京都市営バス17, 205, 206, 208号系統「七条河原町」下車。
四条河原町から京都市営バス17, 205号系統「七条河原町」下車
〇アクセス 徒歩 京都駅から徒歩10分
〇駐車場 普通乗用車10台程度
〇拝観料 500円以上のご志納
〇拝観時間 9:00~16:00(受付 ~15:30)
〇住所 京都市下京区烏丸通七条上る
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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