9月初めの「流れ橋」を歩く

公開日 : 2019年09月08日
最終更新 :
筆者 : Akio
IMG_5644.jpg

《日本最長級の木橋》

京都府久世郡久御山町と八幡市を結ぶ、木津川に架けられた木橋「上津屋橋(こうづやばし)」(流れ橋)に行って来ました。

この橋は、川が増水すると橋桁が流される構造を持つ流れ橋であることから、流れ橋、

あるいは木津川流れ橋、八幡流れ橋とも呼ばれています。

IMG_5660.jpg

《時代劇のロケ地》

流れ橋は、木津川に架かる全長356.5m。幅3.3メートルの日本最長級の木橋です。

ここは、時代劇のロケ地としても有名で、この橋を藤田まことさん演ずる、中村主水が渡り、

水戸黄門や暴れん坊将軍が通りました。

八幡市側の橋の入口横には、故・俳優藤田まことさんが、寄贈された「流れ橋」の石碑があります。

IMG_5643 (2).jpg

流れ橋は、入り口の注意看板にも書かれてますが、

欄干がありません。

IMG_5642.jpg

流れ橋は、これまで幾度も台風や豪雨で流れていて、

2018年6月8日に22回目の復旧をしています。

IMG_5656.jpg

橋の長さは356.5メートル。

往復で歩くと結構な距離です。

幅は、3.3メートル。

幅3.3メートルは、広いようで狭いようにも感じられ

向こうから歩いてくる人がいると、橋の幅が狭く感じられます。

そして橋の高さですが、川底から約5メートルの高さに橋はかかっています。

橋を歩いていると、5メートル+自分の身長がありますから、かなり高く感じられます。

IMG_5666.jpg

木津川は暴れ川とも言われます。

木津川は川幅も広くて、以前の橋からは更に75cm、高さをかさ上げしていますが

台風豪雨の時は、この橋が流れて行くのですから

自然の持つエネルギーは本当に脅威です。

IMG_5650.jpg

《流れ橋(上津屋橋)》

〇所 京都府八幡市上津屋宮前川端

〇アクセス

 △八幡市側から

  京阪本線「八幡市」駅から京阪バスで約15分「上津屋流れ橋」下車、徒歩5分

 △久御山町側から

  京阪本線「淀」駅から京都京阪バスで約20分「佐山」下車、徒歩10分

  近鉄京都線「大久保」駅から京都京阪バスで約15分「佐山」下車、徒歩10分

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。