秋を訪ねて「洛北・一条寺」辺りへ

公開日 : 2019年11月11日
最終更新 :
筆者 : Akio

秋を訪ねて、一条寺エリアの圓光寺から詩仙堂へと歩きました。

洛北の一乗寺界隈には、修学院離宮・詩仙堂・曼殊院・金福寺・宮本武蔵ゆかりの八大神社等・・・

落ち着いた佇まいの神社や寺院が並んでいます。

圓光寺に入りました。

境内に入ると、色付き始めた木々と、可愛いお地蔵様が迎えてくれました。

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 《 「モシュ印 」と「コケ寺リウム」》

先日、祇王寺でも紹介したJR東海が主催する「苔」を用いたアート作品

「モシュ印 」と「コケ寺リウム」の展示が、ここ圓光寺でも開催されています

期間は、2019年9月1日(日)から12月8日(日)までです。

《「モシュ印」とは》

英語で苔を表す「moss」と「御朱印」をかけ合わせた造語「モシュ印」は、御朱印の文字の部分を苔で描いたオリジナルアート。

各寺院に、約1.5×1.0mの「御朱印」を再現したものが各寺院 1点ずつ全8種類展示されています。

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《「コケ寺リウム」とは》

「コケ寺リウム」は、密閉したガラス容器の中に、各寺院の象徴的な建物などのジオラマと庭園を苔で再現したミニチュアアートです。ガラス容器の中には、圓光寺の庭風景があります。

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期間中、「モシュ印・コケ寺リウムを撮影してInstagramに投稿しよう!」等の楽しいキャンペーンも行われています。

https://souda-kyoto.jp/travelplan/koke/instagram_cp.html

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一条寺界隈の紅葉の進み具合ですが、紅葉は陽当たりの良いところでは色付き始めています。庭園奥では、まだ青もみじが多く見られ、これからの冷え込みで日一日と進んで来そうです。

書院から眺める「十牛の庭」には、美しい庭園の景色が広がっています。

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《圓光寺》

◎住所: 京都市左京区一乗寺小谷町13

◎拝観料: 500円

◎時間: 9:00~17:00

◎アクセス:

叡山電鉄「一乗寺駅」下車、徒歩15分。

市バス5番「一乗寺下り松町」下車、徒歩10分

圓光寺から少し歩いて詩仙堂へと入りました。

詩仙堂は、江戸初期の文人・石川丈山が建て、現在はお寺になっています。

石川丈山は、徳川家の武将でしたが、武将の世界から 鎧(かぶと)と刀を捨て、晩年を詩仙堂で過しました。

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詩仙堂は、石川丈山が59歳の時に作り、90歳で没するまで、ここで詩歌三昧の生活を送ったといいます。

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11月の今、庭園にはフジバカマやススキ。

赤い実の千両や万両。

ムラサキシキブ等、秋の彩りが広がっています。

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詩仙堂には、有名な建物や仏像はありませんが、京都観光で人気のお寺です。

それは、詩仙の間からの景色や、季節の花が咲く庭園などココでしか見られない世界があるからでしょうね。

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《詩仙堂》

◎住所: 京都市左京区一乗寺門口町27

◎アクセス:

京都駅から市バス5号系統「一乗寺下り松町」下車

四条河原町から市バス5号系統「一乗寺下り松町」下車

◎駐車場:近隣民営約30台有(有料)

◎拝観料: 大人 500円 高校生 400円

◎拝観時間: 9:00~17:00

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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