6月、光に映える青もみじ「真如堂」

公開日 : 2020年06月09日
最終更新 :
筆者 : Akio

青もみじがきれいな真如堂(左京区浄土寺真如町)です。

真如堂は、左京区浄土寺真如町にある、比叡山延暦寺を本山とする天台宗の寺院で、寺名は真正極楽寺。

参道から見上げると、青もみじの中に三重塔が見えます。

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《緑色なのに青色とは》

緑色なのに青色といいますが......

かつて、古代の日本には、白と黒、赤、青の4色しか存在せず、現代のように中間色の表現はなかったそうです。

古代日本の色は、明暗から始まり、夜明けが赤。

日が暮れると黒。なにもない白。

そして、赤黒白以外の中間色が青といわれています。

古来より、青は広い範囲で使われ、それが現代にも残り、緑も青という表現になっているそうです。

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青には新しいとか若いと言う意味も含まれていて、緑なのに青と書く日本語がたくさんあります。

青果、青汁、青菜、青りんご、青物、青葉、青信号、青もみじ、などなど。

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《境内奥では紫陽花が咲き始めています》

本堂横を進んで境内奥へと進みます。紫陽花が咲いているのは、本堂裏の萬霊堂と宝蔵の周りに咲いています。

これからの雨で、もっと咲いて来るでしょうね。

紫陽花が咲き始めた6月初めの真如堂でした。

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【真如堂】

・住所: 京都市左京区浄土寺真如町82

・拝観時間: 9:00~16:00

・アクセス: 市バス「真如堂前」・「錦林車庫前」下車徒歩約8分。

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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