梅の花「清水寺」

公開日 : 2021年02月16日
最終更新 :
筆者 : Akio

清水寺では仁王門前の紅白の梅と西門の梅が咲き始めています。

清水寺は広い敷地ですが梅が咲くところは仁王門前と西門のところです。

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仁王門は平成15(2003)年に本格的な解体修理が行われ、室町時代後期の再建当時の美しい赤い色が再現されています。

門にかかる「清水寺」のは藤原行成(平安時代中期の貴族で書家、972~1028)の筆によるものと伝えられています。

清水寺の始まりは宝亀9(778)年。奈良時代の末で、山号は音羽山。

宗派は北法相宗です。

東山・音羽山の中腹に広がる13万平方メートルの境内に、国宝、重要文化財を含む15の伽藍が建ち並んでいます。

現在の建物のほとんどは江戸初期の再建であり、平成6(1994)年にはユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」に登録されています。

咲き始めた白梅。

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こちらは紅梅。

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↓続いて西門に咲く梅。

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仁王門前の紅白の梅と西門の梅は、これから日一日と花が咲いて来ると思います。

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清水寺と言えば清水の舞台ですね。

清水の舞台は、錦雲渓の急な崖に最長約12mの「懸造り」(かけづくり)という手法で、釘を1本も使わずに組み上げた木造建築です。

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本堂から張り出した「舞台」はちょうど4階建てのビルの高さにあたるそうです。

清水の舞台はもともと、御本尊の観音さまに芸能を奉納する場所で、平安時代から雅楽や能、狂言、歌舞伎、相撲など、さまざまな芸能が奉納されてきました。

現在でも重要な法会には、舞台奉納が行われます

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15日の京都府のコロナ感染者数は7人でした。引き続き感染予報対策をとりながら過ごしたいと思います。

【清水寺】

・住所: 京都市東山区清水1丁目294

・アクセス: JR「京都」駅からバスで約15分、「五条坂」下車徒歩で約10分/

阪急電鉄「河原町」駅(四条河原町)、京阪電鉄「祇園四条」駅からバス、「清水道」下車徒歩で約10分

・参拝時間: 6:00~18:00 ※閉門時間は季節などにより変更有

・参拝料: 大人 400円、子供(小・中学生)200円

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筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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