お彼岸を教えてくれる「彼岸花」
2021年9月20日の嵯峨野・広沢の池の風景。
池の右手に見える山は「遍照寺山」(標高231m)。
《お彼岸に咲く彼岸花》
広沢の池から少し歩くと、嵯峨野の田園風景が広がります。
今の時期、田んぼのあぜ道では彼岸花が咲いています。
この花は、秋の彼岸の日に合わせた様に咲いて来る不思議な花です。
ちなみに2021年の秋のお彼岸は......
彼岸入り 9月20日
お中日 9月23日(秋分の日)
彼岸明け 9月26日 となっています。
彼岸花は、彼岸の頃になると土手からニョキニョキと生えて来て、土手やあぜ道を彩ります。
花は、葉のない真っ直ぐにのびた茎に、ひとつの花が咲きます。
見頃が終わると、すべて散ってしまい、それからは花も葉もない時期が長く続く不思議な花です。
長く続くコロナ禍の中にあっても、彼岸花は季節を正確に教えてくれています。
嵯峨野に咲く彼岸花でした。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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