すごい‼これが「兵庫県・鳴門のうず潮」だ‼

公開日 : 2021年10月25日
最終更新 :
筆者 : Akio

京都から車を走らせ淡路島へ......

淡路島の福良港から、うずしおクルーズに行ってきました。

福良港から、うずしおクルーズ出ている船は「威臨丸」と「日本丸」があり交互に出ています。

※うずしおクルーズ

  福良港(道の駅福良)から出航。船は、咸臨丸と日本丸の2種類。

  どちらも大人2000円で、定員500名。乗船時間は1時間。

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この日、乗ったのは日本丸。

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いよいよ出航です。

約1時間の船旅の始りです。

青空に白いマストが映えます。

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有名な鳴門のうず潮ですが、いつも大きな渦潮が見られるわけではなくて、おすすめの季節は、春と秋が見頃だそうです。

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特に満潮時と干潮時、なかでも大潮のときがおすすめとのこと。

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港を出て、釣島鼻灯台を過ぎると大鳴門橋が見えてきました。

船から見上げる大鳴門橋は大きいです。

橋の右は淡路島。橋の左は四国です。

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近づくにつれ大鳴門橋の下には、たくさんの白波が見えてきました。

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それは、まるで川の合流のようにも見えます。

この海域を見渡すと、手前と奥で海の段差ができているのがわかるでしょうか。

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この日、訪れたときは北側の潮位が高く、南側の潮位が低いときで、北から南へと潮が流れる「南流」のときでした。

潮の流れは、約6時間後には、逆に鳴門海峡北側が干潮になって南側が満潮となり、南から北へと流れる「北流」へと変わるそうです。

このような干満差を1日に4回、繰り返しているようです。

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《鳴門のうず潮は世界三大潮流のひとつで、世界一の渦潮》

世界三大潮流とは......

イタリア半島とシシリー島間の「メッシーナ海峡」。

北アメリカ西岸とバンクーバー島東岸との間「セイモア海峡」。

そして、ここ鳴門海峡が「世界三大潮流」と呼ばれています。

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渦潮は、同じところでグルグル回っているわけではなくて、この海域のいたるところで、数秒から数十秒くらいで消えたかと思うと、また別のところで発生しグルグルと回ります。

鳴門海峡は幅がせまく、潮の流れがとても速い海域です。

そこに太平洋側の引き潮と、瀬戸内海からとどいた満ち潮が合わさり、急流となり海底の地形も関係して、大きな渦ができるそうです。

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《鳴門のうず潮を見るには、橋の上からと船があります》

「鳴門のうず潮」を見るには、ふたつの方法があります。

大鳴門橋の橋桁下部に設置された「渦の道」を歩き、上から見下ろす方法と、船に乗りうず渦の近くまで行って見る方法があります。

↓橋の上から渦潮を見る人の姿が見えます。

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橋の上から渦潮を見る方法ですが、大鳴門橋の橋桁下部に設置された「渦の道」に行き、そこから徒歩になります。

「渦の道」は、総延長約450mの遊歩道と展望台があわさった施設です。

「渦の道」通行代金は、大人510円、中高生410円、小学生250円。

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この日は秋晴れの1日で、すばらしい「うずしおクルーズ」の日でした。

勇壮な渦潮を見た後、船はゆっくりと福良港に帰って行きました。

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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