色鮮やかな鷹ヶ峯の紅葉「光悦寺」

公開日 : 2021年11月17日
最終更新 :
筆者 : Akio

北区の鷹ヶ峰は、市内でも高いところにあり朝晩は冷え込むエリアです。

光悦寺へと入りました。(写真は2021年11月16日撮影)

もみじのトンネルも、きれいに色づいてきています。

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参道から見上げると、色づいたもみじに見入ってしまいます。

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《光悦寺の歴史》

光悦寺の歴史は、江戸時代に本阿弥光悦(ほんあみ こうえつ)が、徳川家康より鷹峯の地を寄進され、光悦が亡くなったあとに日蓮宗の寺院となっています。

本阿弥光悦は、書家、陶芸家、漆芸、茶の湯などに名を残す江戸時代のすばらしい芸術家でした。

今の時代でいうとデザイナー。総合プロデューサーに例えられるでしょうか。

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《琳派》

光悦は、鷹峯のこの地に芸術村(光悦村)を築いたことでも知られています。

俵屋宗達、尾形光琳とともに、日本が世界に誇るデザイン様式「琳派」の

創始者として、芸術文化に大きな功績を残されています。

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光悦寺には大正時代に建てられた茶室が(大虚庵や三巴亭など)7つあります。

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順路に従い、茶室や景色を眺めながら進んで行きます。

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《光悦垣》

光悦寺の垣根は、特徴的な光悦垣です。

光悦垣は、牛の背のようなラインが特徴的。

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垣根の組み方は 菱型組み。

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茶室前の真っ赤なドウダンツツジがきれいです。

この色は、五月に咲くキリシマツツジのような鮮やかな赤色です。

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近くに見える山は、鷹峰三山(鷹ヶ峰、鷲ヶ峰、天ヶ峰)。

この鷹峰三山は、花札の絵柄のぼうず山のモデルとも言われます。

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紅葉が進む光悦寺でした。

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【光悦寺】

・住所: 〒603-8466 京都市北区鷹峯光悦町29

・参拝料: 500円

・拝観時間: 8:00~17:00

・アクセス: 二条駅から京都市営バス6号系統「鷹峯源光庵前」下車

・駐車場: 紅葉期間のみ500円

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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