強烈寒波で「嵐山」はモノトーンの世界
強い冬型の気圧配置が続いている影響で、京都市内も雪の朝でした。
この朝、阪急電車嵐山線で嵐山へと向かいました。
中之島公園も渡月橋も降りしきる雪のなかです。
前回、嵐山に来た時は昨年2021年12月に行われた「嵐山花灯路」の時でした。
あの時は幻想的な世界が広がっていました。
渡月橋を渡ります。渡月橋の長さは全長155m。
大堰川から吹き上げて来る川風が冷たいです。
今朝の嵐山は降り続く雪で、墨絵のようなモノトーンの世界でした。
《渡月橋の歴史》
渡月橋は大堰川(桂川)に架かる橋で、嵐山のシンボルとして一年中観光客でにぎわっています。
この橋は、平安時代初期に弘法大師の弟子である、法輪寺の道昌(どうしょう)が架けたことが始まりとされています。
架けられた当時は、現在の位置よりも100mほど上流にあり、名称も「法輪寺橋」とつけられていたとの記録が残っています。
その当時の橋の色は現在とは異なり、朱塗りの橋だったそうです。
写真の奥に見えるのが、法輪寺。
その後、応仁の乱で橋が落ちたり、増水で破損や流出を繰り返してきましたが、江戸時代の豪商・角倉了以(すみのくらりょうい)が改修工事を行い、現在の場所に架け替えました。
現在の渡月橋は、橋脚が鉄筋コンクリート製で、上の欄干部分は和製のヒノキでできています。
ウェザーニューズでは、この冬は寒い日が多いとの予報が出ていましたが、予報どおり寒い日が続いていますね。
以上、雪の嵐山でした。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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