小雨の「祇園白川」桜景色
4月3日の京都市内は、小雨の日曜日でした。
桜満開の祇園白川を歩いてみました。
石畳の小路を少し歩くと、辰巳大明神。
辰巳大明神は、辰巳の方角を守る神社であったと考えられますが、
今では祇園の芸舞妓さんからの信仰を集める、芸事上達にご利益のある小社となっています。
白川沿いの朱塗りの玉垣と桜風景。
白川沿いは桜の木が多く、今の時期は美しい桜景色が広がっています。
椿の花も綺麗に咲いています。
朱塗りの玉垣から少し進むと「かにかくに」の石碑があります。
歌碑には 祇園をこよなく愛した歌人・吉井勇さんの詩が刻まれています。
「かにかくに 祇園はこひし 寝るときも 枕のしたを 水のながるる」
歌碑は、昭和30年に吉井さんの古希を記念して建てられました。
「かにかくに」の碑は、吉井さんがよく通ったお茶屋「大友」の跡に建っています。
戦時疎開によって取り壊されるまで「大友」の座敷は白川の上に張り出して建っていたそうです。
以上、小雨の4月3日。
桜景色の祇園白川でした。
〇住所 京都市東山区新橋通周辺 。
〇アクセス 京阪「祇園四条駅」より徒歩3分
京阪「三条駅」より徒歩5分
阪急「河原町駅」より徒歩5分
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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