5月初めの「青もみじの真如堂」

公開日 : 2022年05月04日
最終更新 :
筆者 : Akio

この時期は緑が美しいですね。

青もみじ美しい真如堂へと行きました。

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真如堂は、左京区浄土寺真如町にある、比叡山延暦寺を本山とする天台宗の寺院で、寺名は真正極楽寺。

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見上げると、青もみじの中に三重塔が見えました。

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《紅葉 美しき所 青もみじ 更に美しき》

真如堂の四季は、春は桜・・・そして新緑。

六月は紫陽花。

夏は深緑。

晩秋の紅葉。

冬は雪景色と......それぞれの美しい景色があります。

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今は、青もみじの時

「紅葉 美しき所 青もみじ 更に美しき」......

プロペラのように見えるのは、もみじの花。

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《緑色なのに青色とはなぜ?》

この時期のもみじを表す言葉に青もみじがありますが、緑色なのに青色とはなぜなのでしょうか......

かつて、古代の日本には、白と黒、赤、青の4色しか存在せず、現代のように中間色の表現はなかったそうです。

古代日本の色は、明暗から始まり、夜明けが赤。

日が暮れると黒。なにもない白。

そして、赤黒白以外の中間色が青といわれています。

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古くから、青は広い範囲で使われ、それが現代にも残り、緑も青という表現になっているそうです。

青には新しいとか若いという意味も含まれていて、緑なのに青と書く日本語もたくさんあります。

青果、青汁、青菜、青りんご、青物、青葉、青信号、青もみじ、などなど......

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以上、青もみじ美しい五月初めの真如堂でした。

【真如堂】

・住所: 京都市左京区浄土寺真如町82

・拝観時間: 9:00~16:00

・アクセス: 市バス「真如堂前」・「錦林車庫前」下車徒歩約8分

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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