二つの窓「鷹ヶ峯・源光庵」

公開日 : 2022年05月28日
最終更新 :
筆者 : Akio

鷹ヶ峰・源光庵へと向かいました。

源光庵は、市内から緩やかな勾配が続く千本通りを上ったところ、鷹ヶ峰(たかがみね)にあります。

鷹ヶ峯といいますと、江戸時代初期の芸術家・本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)が草庵を結び、学問や芸術が大いに栄えた地でもありました。

ひし形の石畳を進むと、山門が迎えてくれます。そして山門の上部分に目をやると、そこには丸い窓がふたつ見えます。

源光庵は庫裏改築による工事のため、しばらく拝観が休止されていましたが、2022年4月1日より拝観は再開されています。

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鷹峯の辺りは、光悦寺や常照寺があり紅葉の名所でもあります。

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書院へと入りました。

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書院に広がる五月末の緑の景色。

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《二つの窓》

本堂に入ると、印象的な二つの窓が迎えてくれます。

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二つの窓の、四角い「迷いの窓」は「人間の⽣涯」を象徴し、⽣⽼病死の四苦⼋苦を表しています。

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そして、丸い「悟りの窓」は「禅と円通」の⼼を表し、円は大宇宙を表現しています。※源光庵ウェブサイトより

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緑美しい鷹ヶ峰の源光庵。

まさに、瞑想するのにぴったりの場所です。

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【源光庵】
住所
京都市北区鷹峰北鷹峰町47
拝観時間
9:00〜17:00
駐車場
有り(25台、無料)
アクセス
市バス6、北1番系統「鷹峯源光庵前」下車徒歩約1分

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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