海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP > 特派員ブログ > 北米  > アメリカ/ラスベガス特派員ブログ

アメリカ/ラスベガス特派員ブログ 石川 葉子

アメリカ・ラスベガス特派員が現地から北米地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

Sign_02.jpg

「ラスベガス・新型コロナウイルス(COVID-19)感染予防に伴う、バフェやショーの休止状況」 を書いてから2週間。そのあとも状況は刻々と変化しています。2020年3月27日現在のラスベガスの様子をお伝えします。


ホテルやレストランは閉まっている

ParkMGM_03.20.2020.jpg
入口に柵が置かれたParkMGMホテル

ネバダ州では「生活に必要不可欠なサービスやビジネス」以外、たとえばカジノ、レストラン、バーなどが3月17日から30日間クローズとなったため、ストリップエリアのホテル、レストランはすべて閉まっています。
Strip_03.20.2020.jpg
週末だというのに、ストリップ大通りを走っている車は数えるほど

幸いなことに、レストランはダイニングエリアでの食事はできないものの、テイクアウトやピックアップ、デリバリーの利用ならOK。そのためオンラインや電話で注文を受ける形で、営業を続けているレストランもたくさんあります。
デリバリーはお店のスタッフだけでなく、Uber Eats(ウーバーイーツ)、Postmates(ポストメイツ)、DoorDash(ドアダッシュ)や Grubhub(グラブハブ)などのデリバリーサービスの利用が中心。そういったサービスは、デリバリー料無料などの特典を打ち出すところも出てきました。

ファストフードのドライブスルーも利用できるので、毎日長蛇の列ができています。
Innout.jpg
ハンバーガーショップのパーキングで、ドライブスルーに並ぶ車の列


開いているお店は?

「生活に必要不可欠な」サービス、たとえば:
・病院やクリニックなど医療に関するサービス
・電気、ガス、水道、またゴミ収集や通信サービス、物流、郵便など、生活に不可欠なインフラ
・銀行などの金融機関
・スーパーマーケット、コンビニエンスストアやドラッグストアなど
・タクシーやライドシェアなどの輸送サービス
・自動車修理ショップや自動車用品の販売店
などは引き続き利用できます。(上記は一部を抜粋したもの)


ThePark_01.jpg
レストランが閉まり、人っ子ひとり見当たらないThe PARK


ソーシャル・ディスタンシング(Social Distancing)

濃厚接触を避けるため他人との距離を保つ、「ソーシャル・ディスタンシング」が呼びかけられています。家族以外の周りの人から少なくとも6フィート(約1.8m)の距離をおくことが必要。

Sign_01_03.21.2020.jpg


ラスベガスの観光スポットのひとつ、ウェルカムサインの入口にも、新しい看板が。「......ほかの人とは少なくとも6フィート離れてください」と注意を促します。観光客のために待機しているボランティアガイドが、このサインのことも説明してしていました。

スーパーマーケットでもしかり。買い物中はもちろんのこと、レジを待つ間も前の人との間隔をあけます。
間隔をあけるのがわかりやすいように、床に✖じるしを貼ったお店も見かけるようになりました。

target_01.jpg

target_02.jpg
前の人がレジを済ませて呼ばれるまでは、このサインのところで待ちます


スーパーマーケットでの買い物について

24時間営業のスーパーマーケットやドラッグストアが多いラスベガスでも、現在は8:00〜19:00などと時間を短縮して営業中。買いだめによるトイレットペーパーや食料品などの品薄状態はこちらでも問題になっています。
そんななか、週に1〜2回開店前の1時間をシニアの方のためにオープンする店も増えました。お年寄りにとって、開店と同時に押し寄せる人ごみのなかでの買い物は大きな負担。負担を取り除いて、落ち着いて買い物ができるようにというはからいです。
WholeFoods_01_03.20.2020.jpg
このお店では、毎日開店前の1時間を60歳以上の方のために開けています

食料品では特に乳製品、卵、冷凍野菜などの棚が空になっていることが多いです。生鮮食品に購入数の制限があるところも。

WholeFoods_02.jpg


このお店では、じゃがいもや玉ねぎなどにひとり2袋までの制限がありました。


しばらくは自宅にこもる毎日になる

ネバダ州では、すでに食料品や医薬品の買い物、病院へ行くなど以外の「不要不急」の外出は規制されています。また、10人以上の集まりも禁じられました。
つまり、家で仕事をしつつ、スーパーへの買い出し以外、図書館に行ったりカフェでまったりすることもできないということ。
普段できなかった手のかかる料理をしたり、積読状態の本を読み始めたり、花を生けたりと、ざわつく気持ちをおさえるように過ごす毎日です(LINEなどでの友人とのおしゃべりも、以前より増えました)。
今は、症状がなくても、自分がウイルスを持っているかもしれないと考えて、それを人に移さないことを最優先にすべき。つまり家に留まっていること、外ではソーシャル・ディスタンシングを守ることが大事だと考えています。

【関連記事】
ラスベガス・新型コロナウイルス(COVID-19)感染予防に伴う、バフェやショーの休止状況 (2020年3月14日)




2020年3月28日

アメリカ国内では現在46の州とワシントンDCにおいて、感染者数は1600名を超えています。(CDC:米国疾病予防管理センターの2020年3月13日付情報)
ラスベガスのあるネバダ州では、3月12日現在の感染者数は7名。緊急事態宣言こそ出されていませんが、バフェレストランやショーの休止などが今週次々に発表されました。
ここでは観光スポットを中心に、本日現在の状況をお伝えします。

【2020年3月15日付アップデート】
シルクドソレイユのショーは2020年3月15日から30日間、すべて休止となります。





MGMリゾート系列の各ホテル

  •      ・ARIA
  •      ・Bellagio
  •      ・MGM Grand
  •      ・Mandalay Bay
  •      ・Mirage
  •      ・Luxor
  •      ・Excalibur

  • √  バフェレストラン:2020年3月15日からクローズ。今後の予定は、毎週状況を確認しながらの判断となる模様
  • √  Mandalay BayホテルにあるFleur、Aurole、Mizuyaの3つのレストランは、2020年3月16日からクローズ
  • √  ナイトクラブ、デイクラブ:2020年3月13日から営業休止
  • √  サロン、フィットネスセンター:2020年3月16日からクローズ


Wynn/Encore ウィンホテル/アンコールアットウィン

  • √  バフェレストラン:2020年3月13日からクローズ
  • √  ナイトクラブ、デイクラブ:2020年3月13日から営業休止
  • √  ショー-“Le Rêve”:2020年3月13日から休演
  • √  ホテルのすべての入口で、サーマルカメラによる体温のモニタリングが始まります


Caesars系列の各ホテル

  •      ・Caesars Palace
  •      ・Paris
  •      ・Bally’s
  •      ・Rio All-Suite Hotel
  •      ・Harrah’s
  •      ・Planet Hollywiid Hotel
  •      ・Cromwell
  •      ・Nobu Las Vegas

本日(2020年3月13日)現在、ホテル内各施設のクローズなどの発表はありません。


Venetian/Palazzo ベネチアン/パラッツォ

本日(2020年3月13日)現在、ホテル内各施設のクローズなどの発表はありません。


シルクドソレイユのショー

【2020年3月15日付アップデート】 シルクドソレイユのショーは2020年3月15日から30日間、すべて休止となります。
(以下は2020年3月14日執筆時の古い情報です。)


2020年3月15日から4月12日までの間、1日1公演のスケジュールに変わります。
  • √  “O”:7:00 pm の公演のみ(毎日)
  • √  KÀ:7:00 pm の公演のみ(土〜水)
  • √  The Beatles LOVE:7:00 pm の公演のみ(火〜土)
  • √  Michael Jackson ONE:7:00 pm の公演のみ(木〜月)
  • √  Mystère:7:00 pm の公演のみ(土〜水)
  • √  Zumanity:9:30 pm の公演のみ(金〜火)
  • √  Blue Man Group:2020年4月4日から5月の間、日によって9:30 pm の公演がなくなります


コンベンション

  • √  CONEXPO-CON/AGG & IFPE:2020年3月10〜14日で予定通り開催されていましたが、1日早く3月13日に終了します
  • √  CinemaCon:2020年3月30〜4月2日開催予定でしたが、キャンセルとなりました
  • √  National Associaton of Broadcasters Show (NAB):2020年4月18〜22日開催予定でしたが、開催延期です
  • √  Int’l Pizza Expo & Int’l Artisan Bakery Expo:2020年3月31〜4月2日開催予定が、6月26〜28日に変更されました


旅行者激減の憂き目に合っているラスベガスですが、折しも3月13日から30日間、アメリカではヨーロッパ(イギリスを除く)からの渡航者に対する入国規制が始まります。ドイツやフランス、オランダをはじめとしたヨーロッパの国々は、ラスベガスの大きなマーケットのひとつ。毎年150万人以上が訪れていますので、今回の入国規制による影響はさらなる打撃になりそうです。


2020年3月14日

bellagio.holiday_011.jpg

ベラージオホテルのボタニカルガーデンがホリデーディスプレイになりました! 大きなホリデーツリー(クリスマスツリー)を中心に、シロクマやエルフ(妖精)たちが遊ぶ楽しい冬景色が広がります。今日はそのボタニカルガーデンにご案内しましょう。


ホリデーシーズン真っ盛りのボタニカルガーデン

bellagio.holiday_004.jpg

先週12月7日からベラージオホテルのボタニカルガーデンには、毎年恒例のホリデーツリー(クリスマスツリー)がお目見えしています。前回アリアホテルのジンジャーブレッドハウスをご紹介したばかりですが、ベラージオホテルのボタニカルガーデンもこの時期、ぜひ訪れてほしい人気スポットのひとつ。クリスマスモードがピークにさしかかる今頃の季節、私はこのガーデンを見に行かないと落ち着きません!


bellagio.holiday_002.jpg
中を通り抜けられる巨大馬車

ベラージオホテルの園芸チームによって作られるこのガーデンは、季節ごとに装いを変えるのが見どころ。チャイニーズニューイヤー、春、夏、秋、そして冬のホリデーシーズンと、1年に5回、それぞれのテーマのガーデンを楽します。



草花や樹木で作られる季節のストーリー

bellagio.holiday_003.jpg

今シーズンのガーデンは、ホリデーシーズンの思い出を作るというテーマで、ホリデーツリーや氷の女王、巨大な馬車などが登場しました。

天井まで届きそうなツリーの高さは、約12m。7,000個のライトと2,500個のオーナメントをまとった、本物のモミの木です。そして、ツリーのまわりで遊ぶシロクマの親子も、ボタニカルガーデンの冬景色に欠かせません。近くによってみると、シロクマはカーネーションとアジサイの花で作られているのがわかります。シロクマ親子の後ろに見えるのは氷の女王です。


bellagio.holiday_012.jpg
子どものシロクマ君には、カーネーションとアジサイの花2,500個が、パパシロクマには、アジサイの花12,000個が使われているのだとか

そしてクリスマスといえば、ポインセチア。真っ赤な絨毯のように一面に敷きつめられたポインセチアは、全部で28,000本だそう。
bellagio.holiday_009.jpg


あちらこちらで遊んでいるエルフたち。

bellagio.holiday_005.jpg

bellagio.holiday_013.jpg

bellagio.holiday_010.jpg

おとぎの国のようなガーデンは写真映え抜群。自撮りに夢中のツーリストだけでなく、ウェディングフォトの撮影が多いのもうなずけます。

bellagio.holiday_007.jpg
この日もウェディングフォトを撮っているカップルをみかけました


だれでも入場無料でガーデンを満喫できる

bellagio.holiday_006.jpg

いかがでしたか。大人もこどもも自然に笑顔になってしまうこのボタニカルガーデンは、ベラージオならではの、おしゃれで贅沢なアトラクション。入場無料で24時間オープンしているのも人気の秘密です。ベラージオに宿泊していなくても見られますよ。

このホリデーディスプレイが見られるのは、年明け1月4日まで。その後1週間ほどクローズして、チャイニーズニューイヤーのテーマに変わる予定です。

次回のラスベガスでは、ベラージオホテルのボタニカルガーデンに、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。


bellagio.holiday_008.jpg
ベラージオホテルのチェックインカウンター

Bellagio
・住所:3600 Las Vegas Blvd S, Las Vegas, NV 89109
・URL: https://bellagio.mgmresorts.com/en.html
・入場無料、24時間オープン
・ボタニカルガーデンは、ホテル正面入り口から入って、チェックインカウンターを左に見ながらまっすぐ進めば、つきあたりにあります。


ボタニカルガーデンの記事は、こちらにもあります!
クジャクが登場!この秋もやっぱり外せないベラージオのボタニカルガーデン(2017年11月)
アクアリウム登場!ベラージオのボタニカルガーデンで海の中へ(2016年6月)
べラージオのボタニカルガーデンに日本の春がやってきた!そして和泉正敏氏による石の彫刻も必見!(2015年4月)




2019年12月14日
2019年12月 9日
2019年11月15日
2019年9月 2日
2019年6月12日
⇒すべての記事を見る

アメリカ旅行 旅スケジュール

旅行者の作る、新着!旅スケジュールをご紹介します。 ■アメリカの旅行記・口コミ「旅スケ」へ

北米特派員ブログ一覧

USAライス連合会アメリカ/アトランタアメリカ/ウィドビー島アメリカ/ウエストウッドアメリカ/オーランドアメリカ/サクラメントアメリカ/サンタアナアメリカ/サンタバーバラアメリカ/サンタモニカアメリカ/サンノゼアメリカ/サンフランシスコアメリカ/サンフランシスコ2アメリカ/サンフランシスコ3アメリカ/サンフランシスコ4アメリカ/シアトルアメリカ/シアトル2アメリカ/シカゴアメリカ/シカゴ2アメリカ/ソルトレイクシティアメリカ/ダラスアメリカ/デトロイトアメリカ/ニューオリンズアメリカ/ニューヨークアメリカ/ニューヨーク2アメリカ/ニューヨーク3アメリカ/ヒューストンアメリカ/フェニックスアメリカ/ブルックリンアメリカ/ホワイトプレーンズアメリカ/ボストンアメリカ/ポートランドアメリカ/マイアミアメリカ/ミネアポリスアメリカ/モントレーアメリカ/ラスベガスアメリカ/リバーサイドアメリカ/ロスアンゼルスアメリカ/ロスアンゼルス2アメリカ/ロスアンゼルス3アメリカ/ロングビーチアメリカ/ワシントンDCアメリカ/ワシントンDC2アメリカ/ワシントンDC3アメリカ/ワシントンDC4アラスカ/ホーマーカナダ/オタワカナダ/カルガリーカナダ/ケロウナカナダ/トロントカナダ/ナナイモ・ダンカンカナダ/バンクーバーカナダ/バンクーバー2カナダ/ビクトリアカナダ/ホワイトホースカナダ/モントリオールカナダ/リッチモンド

北米にもどる

  • 特派員プロフィール
  • ラスベガス特派員

    ラスベガス特派員
    石川 葉子
    南の島ばかり旅して潜っていたのに、なぜか今は砂漠のど真ん中。縁あってたどりついたここラスベガスは、街そのものも魅力にあふれていますが、実はちょっと足を延ばせば心癒される自然にたっぷり出会える「一粒で2度おいしい」街。そんなラスベガスのいろいろな顔をご紹介していきます。
    最近はフードトラックを追いかけて{ラスベガス・フードトラック図鑑}も始めました。 DISQUS ID @disqus_Pbu2BZjaQz

  • リーダーに登録

地球の歩き方Web特派員募集