とっても楽しいアメリカのハロウィーン

公開日 : 1998年10月29日
最終更新 :

 10月31日はハロウィーン!全米では仮装した子供たちが、「トリック・オア・トリート(お菓子くれないといたずらしちゃうぞ)」と、各家庭のドアをノックしながら練り歩きます。かわいい子供たちの仮装を見るのも楽しいのですが、ここはアメリカ、ユーモアセンスにあふれた大人達も、童心に戻って仮装します。 その中でも、奇想天外に仮装した大人が集まるので有名なのが、ニューヨークのグリニッジ・ビレッジでのパレードと、サンフランシスコのカストロ通りの歩行者天国。どちらも夜に行われるので、31日にNYかSFに滞在予定の人は、あたりが暗くなったらそれぞれグリニッジ・ビレッジとカストロ通りに直行しましょう。かなり多くの人が訪れるので、絶対見逃す事はありません。NYの場合、パレードが終わった後、みんなクリストファー通りに集まりますので、パレードが終わったからといってホテルに直行で戻らないように!SFの場合、パレードはなくて、それぞれが思い思いに歩行者天国に集まります。定番のフランケンシュタインや魔女はもちろんのこと、女装したお兄様や、TVのキャラクター等など、一体どこからアイディアが沸いてくるのかと感心してしまう位、みんなの力が入った仮装が見れます。今年絶対登場するであろう、葉巻たばこを持ったクリントン大統領とホワイト・ハウス研修生や、最高年齢スペース・シャトル宇宙飛行士グレン上院議員など、最近の世相を反映した仮装もお見逃しなく!過去のハロウィーンの写真があるのですが、スキャナーがないので皆さんにお見せ出来ないのが残念。 有名なのは、上記のNYとSFですが、最近はラスベガスでも仮装した大人が徐々に集まって来るようになりました。ラスベガスでそんな抱腹絶倒の仮装を垣間見たい方への私のお薦めは、ハード・ロック・ホテル(以下HRH)のジョイントとMGMのディスコ「スタジオ54」。それぞれ仮装コンテストが行われ、特にスタジオ54では、優勝者には5400ドルの賞金が出るので、凝った仮装が見れそうです。お気づきかもしれませんが、賞金金額は「スタジオ54」の「54」に掛け合わせてあるあたりが憎い演出です。参考までに、「スタジオ」は英語では「スチューディオ」と発音(チュの部分にアクセント)しますので気をつけて下さい。 HRHのジョイントでは、仮装大会の前にコンサートがあるので、始まりは遅くなるのが恒例です。まずMGMのスタジオ54に行って、夜中の12時を過ぎたあたりにHRHに向かうのも手です。 なお、ジョイントとスタジオ54では、21才以下は入場出来ませんし、年齢を示す身分証明の提示を求められる可能性がありますので、国際免許証等を携帯してください。NYとSFは野外で行われるため、なにか問題がない限り、身分証明を求められる事はあまりありません。どちらもかなり込み合うのでスリや置き引きには十分気を付けて下さい。ちなみに、見学するだけの人も、ハロウィーンのカラーは、黒、紫、オレンジなので、これらの色を使ったファッションでちょっと自分も参加した気分になりましょう! では、Have a happy Halloween!

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去年のハロウィーンの際に、発行されたHRHの記念カジノチップ。ハロウィーンにつきもののかぼちゃが裏面に描かれています。

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