あれに見えるは・・・えっ、タイガー・ウッズ?:世界一有名なキャディ

公開日 : 2000年06月28日
最終更新 :

 つい先日全米オープンで記録更新の15打差で優勝し、グランドスラムにあと1歩の時の人といえばタイガー・ウッズ。 そのタイガーが突然ラスベガス郊外にある、「Black Mountain Golf & Country Club(以下ブラック・マウンテン)」にキャディとして姿を現したのですから、騒然としました。ブラック・マウンテンはラスベガス近郊で3番目に古いゴルフ・コースではありますが、華やかなプロ・トーナメントとはあまり縁がなく、せいぜい昔「PGA Tour's Las Vegas Invitational」予選が行なわれたことがある位で、"普通"のゴルフ場(おっと失礼)。しかもゴルフ好きなら、たった4日前に優勝のインタビューに答えていたタイガーの笑顔が鮮明に目に焼き付いているばかりの6月22日だったので、もう地元では大騒ぎです。 実は、タイガーの大学時代のルームメイトが、ブラック・マウンテンで開催されたアマチュア・トーナメントに参加したため、キャディーを買って出たらしいのです。そういや彼は一時期(今もそうなのかな?)、自分自身のキャディもプロの人を断って、男友達にやらせていましたね。 さすがの「神を超えた」タイガーの応援もむなしく、その超羨ましい友人は予選漏れしてしまいました。が、タイガーのプロ・ゴルファーとしての腕前が世界中で伝説のように語り継がれるのはもう当然ですが、友情に厚い男タイガーの人間的横顔は、ブラック・マウンテンでプレーするプロ&アマ・ゴルファーの間でやはり伝説のように語り継がれて行くことでしょう。

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