べラージオはただ今春真っ盛り!
日も長くなり、こちらも日本同様この季節にありがちな不安定な天候が続いていますが、
今日は、春の色と香りがいっぱいのアトラクションをご紹介しましょう。
春は桜、初夏の紫陽花、秋には紅葉・・・というような季節の移り変わりをはっきりと目にすることがないラスベガスにあって、
ここべラージオホテルのボタニカルガーデンでは、その季節に合わせた植物のディスプレイで、「目で見る季節」をたっぷり楽しめます。
まるで温室のような造りのガーデンに一歩足を踏み入れると、生きた草花を使って作られた巨大な動物や鳥や昆虫が現れ、
いきなり別の世界に迷い込んでしまったような不思議な気分。
観光客の方々でいつもにぎわっています。
ただ今の展示のテーマはもちろん「春」。
春のお庭では花の下にアリンコがいたり、ミツバチや蝶々が飛んでいたりと、
そんな景色が、お得意の素晴らしいディスプレイをちりばめて表されています。
それでは、ガーデンに入ってみましょう!
隣のカジノフロアとはまったくの別世界。
このミツバチは乾燥させた菊とひまわりで作られているのだとか。
体の黄色い部分が菊の花で、黒っぽい部分はひまわりの真ん中のところ(何て言うんでしょう?)が使われているようです。
さて、このたびの春のお庭の目玉は・・・
・・・このブロンズ製の女王アリでしょうか?
ブロンズ像のディスプレイは実は今回が初めて。この巨大な女王アリが庭のいたるところに登場しています。
そのほかにはこんな生き物たちが・・・
このテントウムシはカーネーションの花で作られています。
さて、ブロンズ製の女王アリと並んで、今回のもうひとつの目玉は、このオリーブの木。
セビラノ・オリーブという種類の木で100歳以上だそう。
盆栽のように刈り込まれたものが10本ほど展示されていますが、
一般の目にふれる形でこれだけの数の盆栽オリーブ(といってもかなり大きいです)が集められているのは、
世界中でもここべラージオだけだそうです。
筆者
アメリカ・ネバダ州特派員
石川 葉子
ラスベガスに来て20年ちょっと。ローカルツアーオペレーター出身のフリーランスライターです。
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