花が咲き始めたレッドロックキャニオン
いよいよ5月。
今年はこちらラスベガスも安定しない天気が続いていまして、
強風が続いて気温も20度を越したり越さなかったりと、ちょっとぐずついている感があります。
でもさすがに日差しははっきりと強くなってきており、風が強くない日は「さわやか」な1日が過ごせます。
ストリップ大通りから30分で行ける憩いの場所、レッドロックキャニオンのことはこちらで書いていますが、
5月ともなると、殺風景(っていうのもおかしいのですが)な冬から一変してカラフルな色の花があちこちで見られるようになりました。
今日はそんな初夏の風景を少しだけご紹介です。
レッドロックキャニオンのシーニックドライブ入り口へ続く道路。
走る人や自転車と、バイクや自動車がこの道路をシェアしています。
鉄人レースに出るような完全装備のサイクリストから普通のサイクリストまで、
暖かくなるとレッドロックキャニオンの自転車人口が増えてきます。
今日の「山火事指数」(?)は中くらい。
このクマは、レンジャーのスモーキーベア君。
森林火災をなくすための注意を呼びかけるマスコットで、
USフォレストサービス(米国農務省森林局)によって1944年に誕生してからずーっとから働き続けています。(笑)
国立公園や自然保護区をはじめとして森や林のあるとことろに行くと出会えますよ。
キャニオンの中で1番標高の高い場所、High Point Overlook は1,445m。
思わず深呼吸。
砂漠にもカラフルな植物がお目見えしています。
ここらへんの花は、優雅さとか形の美しさというよりは、
水の少ない場所でひたすら懸命に咲いています。という素朴な感じ。
それでも、岩山の風景に彩りを添えていてほっとさせてくれます。
トレッキングをしなくても、時間帯や場所によっては小さな動物を見られることも。
野生のロバたちも。
これは、レッドロックキャニオンへ入る手前のレッドスプリングへ行く道でみかけたもの。
夕方、ちょうど食事に下りてきたところだったようで、ひとしきり草を食べたら、山へ帰っていきました。。。
ということで、和みのレッドロックキャニオン。
ギャンブルに少し疲れたら、ぜひここまで来て新鮮な空気と気持ちのいい景色を堪能してみて下さい。
■Red Rock Canyon
シーニックドライブ: 6:00-20:00 (9月までのスケジュール)
ビジターセンター: 8:00-16:30
入園料(5/1より変わりました):車1台につき$7(1日有効)
*シーニックドライブの制限速度はだいたいのところが35マイル(56km)、それ以下の区間もあります。
できればもっとゆっくりと走ると道路際で小動物たちがうろうろしているのが目に入ったりするんですが、
道路のカーブが少ない部分では、気持ちよくてついスピードオーバーしてしまいがちです。
一応「レーダーあり」とか、立て看板に書かれていたりしますので注意するに越したことはありません。
レッドロックキャニオンについて: レッドロックキャニオンで深呼吸
筆者
アメリカ・ネバダ州特派員
石川 葉子
ラスベガスに来て20年ちょっと。ローカルツアーオペレーター出身のフリーランスライターです。
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