米軍のコードネーム「友達(救出)作戦」 - 東北地方太平洋沖地震

公開日 : 2011年03月13日
最終更新 :
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現在までに50以上の国や地域から支援の申し出が届いているなか、

各国から続々と救援部隊が日本に到着しているようですね。

3/11、早々に追悼の意を表す声明を発表したオバマ大統領ですが、

アメリカからはまず大型空母「ロナルド・レーガン」が日本時間の3/13、

巡洋艦「チャンセラーズビル」、「プレブル」とともに三陸沖に到着。

このあと、続々と捜索・救助チームが到着する予定です。

「ロナルド・レーガン」は、ヘリコプターの燃料補給・救助隊の輸送などという形で

自衛隊をサポートすることになります。

また、巡洋艦「マスティン」が横須賀基地から本日出航のほか、その他数隻の米艦船が世界各地からへ日本へ向かっており、

日曜日以降に到着予定だそうです。

房総半島沖からの巡洋艦2隻も、救助・復旧活動のアシストをする予定。

一方在日米軍ですが、横田基地は地震発生直後から、成田に着陸できない飛行機のための代替空港となり、

基地自体もシェルターとして600人ほどを収容しました。

厚木基地からはヘリコプター2機で、海老名から1500パウンド(約680kg)のおコメとパンを宮城県白石市へ輸送。

これらの米軍による救助作戦は、コードネーム「Operation Tomodachi」と名づけられています。

友達(救出)作戦という、印象的なネーミング。

国外からの支援という大きな助けを得て、被災された方々へのケアとともに、

現在行方不明の方々・助けを待っている方々の救出がスピードアップすることを願ってやみません。

(以上は、アメリカ西海岸時間 3/12(土)午後時点での情報で、主にCNNのニュースをソースとしています。)

筆者

アメリカ・ネバダ州特派員

石川 葉子

ラスベガスに来て20年ちょっと。ローカルツアーオペレーター出身のフリーランスライターです。

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