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イタリア/ラ・スペツィア特派員ブログ マイエル ケイコ

イタリア・ラ・スペツィア特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2014年8月23日

気を付けたい旅のトラブル   "同行者とのトラブル編"


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気を付けたい旅のトラブル   "同行者とのトラブル編"


8月の全世界特派員共通のお題、"気を付けたい旅のトラブル"についてお伝えしたいと思います。


いつか海外旅行に行きたいと思っていても、社会人になってしまっては、正々堂々と1週間以上の長い休みを取るなんて、ハネムーン以外には厳しいのが現実です。たとえ休みが取りやすい環境であっても、帰って来てからのことを考えるとなかなか休めないので、結局、近場の海外旅行や国内旅行を選ぶ方が多いのではないでしょうか?


ヨーロッパまで長期旅行へ行くとなれば、時間やお金に余裕のある学生や、休みが取りやすい会社で、自分の時間が取れる結婚前の働き盛り、もしくは子育てがひと段落した熟年になると思います。また、この時期に卒業旅行で海外を選んだグループも意外と多いのではないでしょうか。実際に、私の大学は2,3月に卒業試験や、卒業演奏会が行われたので、卒業旅行へは皆で夏休みに行きました。


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そこで、一般的な"気を付けたい旅のトラブル"をまとめますと、強盗、スリ、置き引き、食中毒、病気、貴重品の管理、異文化、異宗教、交通事故の対応が挙げられます。


しかし、一緒に行く友達、家族、同僚、恋人、伴侶と楽しく過ごすことができると、そのようなトラブルが起きても癒されて救われることが多いようです。


ただ、海外旅行を共にするということは、お互いに開放的な気分になり、時間も限られているせいか、自分の我が強くなり相手の気持ち、思いやりをつい忘れがちです。


また、見知らぬ土地で、長時間共に過ごすと、生活習慣や価値観の違いに、"何?この人って?!"思うこともあるみたいです。


最悪なのは"同行者とのトラブル"です。せっかく気に入った素敵なホテルに泊まって、美味しい現地の郷土料理を食べて、観光も予定通りに見学できて、気に入ったお買い物ができても、歯車が合わなくなって、一度揉めてしまうと、何のためにこの人と旅行にきたんだろう?と思いますね。ご縁があって、意見が一致し、一緒に海外旅行を決めて準備をし、行った先で喧嘩をしてしまい、それでも、普段仲のいい親子や、兄妹だったら、しばらくしたらすぐに仲直りできますが、他人だったら"帰国後、疎遠になってしまった"と残念ながらよく耳にします。


私の経験では、大学の授業でいつも一緒にいたわけでもなく、門下も同じではなかったのですが、なぜか、旅行へ行くときには、彼女と意気投合し、海へ一泊の旅、サークルのスキー旅行、沖縄旅行など、二人の時もあったり、ほかの友達と一緒のときもありましたが、いつも彼女と一緒で、なんと、海外旅行も彼女と二人で初めて行きました。予期せぬトラブルが起こってしまうのは、私の方が多いような気がしましたが、そんなときにも、彼女はいつも冷静で、的確にアドヴァイスを言ってくれて、私を支えてくれました。今では、お互いに結婚をし、私も海外に住んでいますので、なかなか会うことができませんが、一昨年に地元でリサイタルを行った時には、遠方からわざわざ聞きに来てくれました。今でも、メールでやり取りをしたりして、お互いの近況報告をしています。

だから、どこに行く?より、誰と行く?最重要ポイントなのです。

そこで、まず、


第一、本当に一緒にいて疲れない相手を選ぶ


海外旅行の思い出、できたら楽しいものにしたいですね。
そこで大切なのは一緒に行くメンバーです。普段、ちょっと飲みに行ったり、遊びに行くだけなら楽しく過ごせる友人であっても、朝から晩まで四六時中一緒、ましてや移動などで疲労がたまる場面がとても多いので、このような状況を共に過ごす仲間は本当に気の置けない人に限定しましょう。


第二、出発前にしっかりと話し合って下準備をしておく


海外旅行では、お互いにやりたいことがあって意見が食い違いもめることがよくあります。

日帰りのバス旅行や、一泊二日の国内旅行などならそんなに気にならず、相手に譲れることも、一生にそう何回も行けない海外旅行となれば、せっかくここまで来たからどうしても行きたい!という思いがお互いにあるため、気持ちの余裕がなくなって、相手に譲ることができなくなります。

現地で主張がぶつかり合うと、気まずいムードで観光するはめになることもあります。
喧嘩をしてしまっても、家にすぐに帰れる距離ではありません、ホテルへ戻ってからも同じ部屋で寝なければなりません。

あらかじめお互いに譲れない観光ポイントを出発前に話し合っておき、フリータイムが取れるのなら、別行動をチャレンジしてみるのもいい経験になります。とにかく現地での喧嘩をできるだけ避けるようにしましょう。


第三、相手任せにし過ぎない


海外旅行だと現地の言葉や英語でコミュニケーションを取る場面が必ず出てきますし、不慣れだと移動や買い物も一苦労です。

もし、相手が旅慣れていると、つい頼ってしまいます。
しかし、旅行会社との交渉や計画、そして、現地に到着してからも、目的地を確認するため、直接現地の人に道を尋ねたりするときに、私は上手く話せないし、初めてでなんとなく怖いからと相手に任せきりにしてしまうのはタブーです。
もし頼りっぱなしにすると、相手は旅行を心から楽しむことができず、責任感からへとへとになってしまいます。

いつも一緒に考えて物事を解決するようにし、また相手に、私もこれだったら手助けできるというフォローを心がけましょう。


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第四、予期せぬトラブルが起こっても怒らない 


どんなにあらかじめ下調べをしていても、初めての場所だと荷物を失くす、道に迷ってしまうなどの予期せぬトラブルが起こりがちです。

そういった事があると、旅行への期待が大きい分ストレスが溜まって喧嘩に発展します。アクシデントが起こった時は、決してネガティブなことを言わないのがポイントです。


"こういったトラブルも忘れられない思い出になるよね"と笑顔で常にポジティブに受け止め、相手を励まして、あらかじめアクシデントが起こった時にはどうすればよいか?を事前に調べて旅立つようにしましょう。


第五、過密スケジュールを避ける


せっかくの海外旅行ですから、これも食べたい、あれも見たい、あそこにも行きたいとつい予定を詰め込んで欲張りになってしまいます。

その結果、お互いに心の余裕も失くしてしまいます。

予定はあくまでも予定に過ぎません。時間通りに動くことができないのは当たり前、場所によっては列車やバスの時刻表がなかったり、ストに遭ってしまったり、美術館では長蛇の列、または当日は休館で見学できない場合や、交通渋滞に巻き込まれて、予定を已むおえず変更、その他には、悪天候で入場できないことがあったりすると、とうとうイライラが溜まって疲れてしまい、些細なことで相手に愚痴ったり、喧嘩してしまいます。

休養を取りながら無理なく楽しめるスケジュールを心がけ、臨機応変に行動しましょう。


何が起こっても、お互いが助け合い、支えあって、感謝の気持ちを忘れず、意気投合すれば、かけがえのない旅行パートナーになれ、日本に帰国してからも信用のできる一生の友になれます。

観光中、また帰りの飛行機で"本当に今回の旅行は期待したほどのホテルでもなく、食事もまずかったし、予定変更もあったけど、楽しかったね、次はあそこに行きたいね"と話が盛り上がればしめたものです。

心から"あの人とだったら、また旅行に行きたいなあ"とお互いに思えるようになりたいですね。


(8月お題"気をつけたい旅のトラブル")


ケイコ        

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2014年8月23日
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    • 特派員プロフィール
    • ラ・スペツィア特派員

      ラ・スペツィア特派員
      マイエル ケイコ
      大学卒業後、中学教員を経てイタリアミラノへ渡伊。フィレンツェ、ローマ、ナポリにも在住。昨年7月よりラスペツィアに移住。ローマ国立アカデミアサンタチェチーリア、イタリア国立音楽院修了。愛の妙薬でイタリアオペラデビュー。イタリアと日本で音楽活動を行う。趣味はF1観戦、ハーブティーを毎日飲む、メルカート(青空市場)で掘り出し物探し。ヨガ、ドッグシッター。兵庫県出身

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