リグーリア州の州都ジェノヴァで大洪水！
皆さん、こんにちは！
日本では、今日、台風１９号が関西地方に直撃したとのこと！
大阪の大型デパートも、早めに閉店をしたと聞きました。
ここ、ラ・スぺツィアも今日はかなりの雨が降っていますが、リグーリア州の州都ラ・スぺツィアからは北西約１１０Kｍに位置するジェノヴァやその付近の地区で、先週から雨が降り続き、とうとう１０月１０日に洪水になり死者も出てしまうという大惨事が起こりました。
ジェノヴァ付近は２０１１年にも同じタイプの大洪水があり、ラ・スぺツィアやチンクエテッレも２０１０年に大災害があり、未だにその整備工事が完全に終わっていないのにもかかわらず、今回また起こってしまいました。
イタリアは、１０月から本格的に秋になり、雨量が増えはじめ、雨が降り始めるとこれでもかこれでもかと毎日降ります。
リグーリア州は、イタリアンリヴィエラと呼ばれるほどヨーロッパの人々の間で親しまれ、日本の東北地方とほぼ同じ位置に緯度があるのにもかかわらず、冬になってもさほど寒くなく、お花が年中咲いている温暖な気候のよいところなのです。しかしながら、このセレブ御用達のリゾート海岸地帯とアルプス山脈とアペニン山脈によって造られたオリーブやブドウの栽培が盛んな溪谷地帯が近くて、道が狭く、坂道や階段が多いので、一度雨が降ると坂道は川のようになり、階段があるところでは、滝のようになり、川も氾濫しはじめ、海岸沿いに走る列車も土砂なだれで脱線し、大災害が発生してしまうという、残念ながらこれが繰り返し起こっている状態です。
現在、テレビではここ数日ジェノヴァの大洪水についてのニュースばかりです。
車が流されてしまったり、家が壊れてしまったり、泥まみれになった街並みの復旧作業が急ピッチに行われています。
映像を見つけましたのでよかったらご覧ください！
列車、バス、飛行機もすべてストップしています。
ジェノヴァやその付近へ観光を予定されている方はくれぐれもお気を付けてください！
ケイコ
筆者
イタリア特派員
ピッパ
イタリアミラノへオペラ留学後日伊間を往復する暮らしを初め、結婚後はイタリア各地に移住。
関連記事
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。