ラ・スぺツィアの一押し「ピッツェリア・カポリネア」

公開日 : 2014年11月13日
最終更新 :
筆者 : ピッパ

こんにちは!

ラ・スぺツィアを訪れる人々は大抵チンクエテッレを観光(チンクエテッレのご紹介はまた改めてじっくりさせて頂きます。)した後ここで一泊するというケースが多いので、今回はラ・スぺツィアで気軽に食べられる、なんと今年は、世界中の観光地・ホテル・グルメに関する口コミ専門サイト、トリップアドヴァイザーイタリアで、最優秀証明書 (Certificato di Eccellenza)をゲットした美味しいピッツェリアをご紹介します。

ピザ(ピッツァ)の本家本元はナポリなのですが、イタリアのどこに行ってもピッツェリアはあり、パスタと並ぶイタリアの国民食として世界中で有名です。

また出来立てを気軽に食べられることから大人から子供まで大変親しまれています。

私は、以前ピッツァの聖地ナポリに住んでいましたので、味にはちょっとうるさくなりました。あそこのピッツェリアはトマトソースの味がちょっと酸味がきつすぎるとか、モッツァレラチーズはやっぱりブーファラ(水牛でできたチーズ)かなとか、バジリコがのってないじゃない!とか、このピッツァで、オレガノはちょっとかけてほしくないなあとか、焼き加減がもうちょっとねえとか、生地がモチモチふわっとしてないとか。。。でも売店で売っているピッツァも、十分美味しいですよ。家でも作って食べますし、オーブンもピッツァ用に別に購入したほど!週に一度は食べてましたので、おかげ様でピッツァのような丸顔でさらに二重あごに。。。(苦笑)

ここ、ラ・スぺツィアでもピッツェリアはたくさんあります。これからご紹介するお店は、私がラ・スぺツィアに住んでからよく通うピッツェリアの一つで先日友人たちとも一緒に行ってきました。

雰囲気や内装もエレガント、現地のスペッツィーノの人たち(ラ・スぺツィア人のこと)もピッツァのお持ち帰りで、いっぱい並んでいました。お店の方も親切で、日本の旅行者の方々にも、きっと気に入っていただけると思います。

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その名をピッツェリア・カポリネア(Pizzeria Capolinea)

カポリネアとはイタリア語でバスや電車などの、始発、終点駅のことを言います。

そう、このあたりはその昔トラム(路面電車)が走っていました。

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現在は、この地区にはトラムが走らなくなったために、お店が建ち並ぶようになり、ここの終点に、ピッツェリア・カポリネアができました。

ピッツェリア・カポリネアでは、本格的な2種類のかまどがあり、まきで焼いて、生地は少し薄め、焼き加減も完璧、ライトで、丸々一枚食べても、胃にもたれないところがお勧めです。そして、ピッツァだけでも約50種類のメニューがあり、夏はテラスで食べることができます。

ピッツァのトマトソースがお好みの方は、メニュー ピッツェクラッシケ(Pizze Classiche) から選んでください。マルゲリータ、マリナーラはもちろんのこと、ハム、マシュルーム、(イタリアの松茸)ポルチーニ、ナス、ツナ、生ハム、ソーセージ、玉ねぎ、ピーマン入りなどのいろんなトッピングがたくさんあります。

トマトソースはちょっと苦手という方は、ピッツェビアンケ(Pizze Bianche)から選んでください。 マシュルーム、ナス、ピーマン、アンテイーチョークなどがトッピングされた野菜入りや4種類のチーズ入り、ソーセージとフィリアレッリというちょっと苦めのイタリアの野菜などあり、こちらもメニューが豊富で、どれにしようかと迷うのも楽しみですね!

さらに、カポリネア特別のスペシャルピッツァもありますが、

名前がボンバ、チクローネ、デルモンテ、アイオ、トリスター、ギオッタ、チップチョップ、ペネロペ、リッキーとかなり変わっています。

そして、メニューに最新のピッツァというコーナーもありますが、こちらも名前がフェデリーカ、ボスコ、パパガッルロ、ステッレストリーシェ、アルべ、ジンガローナ、マリオ、フォコーザ、ゴンゴロ、ショックなど名前だけでは、トッピングが何か想像もできないので、一か八かお楽しみで頼む人以外は、どんな風なピッツァなのか?何がトッピングされているか?を尋ねてください。英語のメニューはありませんが、英語を話せる人がいてますのでご安心ください。

前菜は?!といっても、イタリア料理に出てくる、お馴染みの前菜ではなく、ここの前菜は、リグーリア州郷土料理のファリナータアリッキータ(黄色のリグリアのひよこ豆の粉と水、オリーブオイルを混ぜ合わせて、1cm以内に薄くのばし、かまどで焼いたもの) が出されます。そのまま焼いたシンプルなものや、玉ねぎ、アンテイチョーク、バジルのペースト、チーズ入りなどのファリナータアリッキータが食べられます。

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リグーリア州のもう一つの郷土料理、フォッカッチャ(ピッツァ型のパンのこと)もございます。

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本格派のピッツァ専門店ですので、パスタやリゾット、お肉料理、お魚料理はメニューにはありません。

私は何度もメニューとにらめっこし、散々迷った末に、やっぱり基本中の基本のピッツァ、フレッシュトマト入りのマルゲリータのピッツァを注文しました。

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ピッツェリア・カポリネア  Pizzeria Capolinea

住所 Via Rebocco, 57 19123 La Spezia

電話 0187-701250

       営業時間 火、水、木、金  お昼12 時から14時30分まで

                     夕食18時30時から 24時まで

土、日は夕食のみ18 時から24時まで

月曜日はお休み

            クレジットカード可       

        予算は12ユーロから25ユーロ程度。

地図

個人的には、太ってしまうけど、ピッツァは晩御飯に食べたい、なぜなら美味しいピッツァを食べると、熟睡できるといわれているから。

お昼に食べると、そのあとでお昼寝ができたらいいけれど、そうでないと大変、睡魔が襲ってきます。本当に不思議!なんでだろう。。。なぜか眠くなるんだなあ。。。

経験者は語る。。。

また、このお店に行こうっと!

ケイコ

筆者

イタリア特派員

ピッパ

イタリアミラノへオペラ留学後日伊間を往復する暮らしを初め、結婚後はイタリア各地に移住。

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