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イタリア/ラ・スペツィア特派員ブログ マイエル ケイコ

イタリア・ラ・スペツィア特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2014年11月17日

イタリア人の心の広さに大感動!涙ウルルン!"あったかエピソード"


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イタリア人の心の広さに大感動!涙ウルルン!"あったかエピソード"


こんにちは!

さて、もう一つのお題は"あったかエピソード"なので、私が初めて外国に住み始めて1年も経っていないころに経験した"あったかエピソード"を書きたいと思います。


イタリアに住んでしばらく経ち、相変わらずイタリア語の語学力は一方通行会話(つまり一生懸命自分が伝えたいことをイタリア語で話すのですが、その後、相手の会話が50パーセント以上解らないことを言います。。。苦笑。。。)で、そんな頃に限って、冒険心旺盛で、時間さえあれば、友達と一緒に又は一人でふらっと一泊旅行に出かけていました。
(今から考えると無謀な行動でした。)


passaporto giapponese.jpg


そこで、私のいつもの大失敗はパスポート(身分証明書)を持参しないで外出してしまうことでした。

地球の歩き方のガイドブックは必ず持って行ってても、パスポートを忘れる始末!(苦笑)

このガイドブックがパスポートの代わりになってくれたらなあと何度思ったことか!笑!


皆さんもご存知の通り、日本と違って、パスポート(身分証明書)を忘れてしまうと、基本イタリアのホテルに泊まることはできません。(これは、外国人だけでなくイタリア人でもです!)


それでも、友達と一緒の時は友達が保証をしてくれましたので、大抵は許してくれ、
泊まらせてくれました。


でも、一人の時はやっぱり絶対駄目でした。


女性一人でパスポートなしで泊まるとなると、ホテル側は自殺でもするのでは?!と疑われるのです。

仕方がありません。

その昔、イタリア、エミリアロマーナ州にあるフェラーラという町へコンサートを聞きに行こうと一人旅に行った時のこと、当日は早めに家を出て、現地に着いてからコンサートが始まる前に、ホテル探しをしようと張り切って外出しましたが、行きの列車の中で、パスポートを忘れてしまった!と気付き、それでも、もしかしたら泊めてくれるかも?!とホテルにコンタクトを取りましたが、予想通りどのホテルも泊めてくれなくて、とりあえず予定通りコンサートだけは聞きに行き、夜11時過ぎ、コンサートが終わってから帰りにこれからどうしようか?と途方に暮れ、そうだ!ミラノ行の夜行列車があるかもしれない?!と思い、希望を抱いて駅の方に向かいました。

でもミラノ行の列車はとっくに終わっていて、夜行列車もありませんでした。


駅員さんは私に"今日の列車はすべて終わったよ!どうしていつまでも列車を待ってるんだい?"と尋ねてきました。

そして、その旨を説明すると、駅員さんが駅長に話をしに行き、"綺麗な恰好をしてるし、危ないからしばらく待合室にいてなさい。駅から絶対に離れないように!それから待合室の閉まる時間になったら、私たちの仮眠室に案内するから。そこで、朝まで一眠りすればいい。。。"と言われました。

なんて、親切な駅長さんだったんだろうと半泣きになりながら"どうもありがとうございます!"と何回もいい、その後、駅長室の隣にある仮眠室まで案内してくれました。


そして、朝になり、お礼を言って朝一番のミラノ行に乗ってフェラーラ駅を後にしました。


stazione-ferrara-nuova-1.jpg

それから数年後、今から約10年前、やっぱり同じことが起こってしまいました。

駅は変わってカンパニア州にあるサレルノ駅、当時、私はサレルノ市立ジュゼッペヴェルディ歌劇場の合唱団に所属していて、その日は劇場の中ではなく、海の近くの大きな倉庫のような場所で音楽稽古があり、駅からとても遠かったのですが、それでも列車で十分帰れる!と思い、21時発ナポリ行の列車に乗ろうと終わってから早歩きで駅まで行きました。しかしその列車は、土日のみ運行する列車だったということがわかり、気を取り直して今度は近くのナポリ行のブルー色の長距離バスに乗ろうとバス停へ行ってみましたが、その日は残念ながら20時が最終でした。
そうだ!夜行列車があるはず?!と思い、再度駅に戻りましたが、ナポリには停車しないカゼルタ経由ローマ行きの夜行列車のみが運行していました。
どうしてナポリには停車しないの?と思いながらもうへとへとに疲れていたので、とにかく座りたいと思い待合室を探しました。

そして、夜中になり、待合室が閉まる時間になって、駅員が来て、案の定また質問され、その旨を説明し、パスポートも持参していなかったので、またもや駅宿する羽目になってしまいました。(苦笑)


でもそこの駅の人たちもすごく親切で、半笑いされながら、"まあとりあえず落ち着きなさい、心配しないでいいから、お腹は空いてない?とりあえずバールにでも行こう!"と言われ、駅で働いている人たちから何度も飲み物や食べ物をごちそうになり、(合計4つのコルネットと2杯のカプチーノとカッフェラッテと紅茶を頂くことに。。。苦笑。。。)

そして、トレニイタリアの職員用の仮眠室へ案内されました。

ここの仮眠室は本格的でベッドもありました。

私は、とにかくホッとし、正直音楽稽古と予期せぬ出来事が起こり、精神的にもクタクタでとても疲れていましたので、仮眠室でウトウト寝ていると、夜勤勤務のトレニイタリアの社員さんも仮眠をしに来ました。
私は、襲われたらどうしよう?!と怖くなって急に目が覚めて眠れなくなり、息を殺してじっと寝たふりをしていましたが、そんなことは全くありませんでした。(笑)


朝になり、皆さんにお礼と挨拶をしてサレルノ駅を後にしました。


その後、駅の皆さんと顔見知りになり、サレルノ駅を利用するときには、気軽に駅の人たちに挨拶をするようになりました。


とくに親切にしてくれた、ラファエッレさんには"今日は何時のナポリ行に乗るんだい?"と聞いてくれて、わざわざ確認してくれるようになりました!
(私ってそんなに頼りないのかなあ。。。笑)

stazione_fs_salerno.jpg


あれからこのような大失敗はしてませんが(小さな失敗は相変わらずあります。。。。。)2度あることは3度ある?!ので、近い将来また同じことを繰り返すかもしれません。


ピンチがある時にはいつも誰かが親切に助けてくれました。


本当にあの時のことは一生忘れません!


駅長さんや、駅で働いている人たちには感謝感激でした。


だから、私も誰かが困っていたら手を差し伸べ、できることなら助けようと思っています。

皆さん、パスポートは必ず持参してくださいねえ!と私が言っても説得力に欠けますが。。。苦笑。(残念ながらコピーは不可です。オリジナルが必要です。)


まだまだ、あったかエピソードはたくさんありますが、今回はこの2つの話を書きました。


先週、パドヴァ付近へ行くために、ボローニャからヴェネツィア線の列車に乗り、フェラーラ駅を偶然に通り過ぎました。


幸いカメラを持っていましたので思わず列車の中からシャッターを押しました。
(ごめんなさい!列車が動いていましたので少し写りが悪いですが。。。)


そして、あの時のことを再び思い出しました。。。

あの駅長さん、今も勤務してるかなあ。。。涙ウルルン。。。。。


DSCN1578.JPG

(11月のお題より "あったかエピソード")


ケイコ

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2014年11月17日
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    • 特派員プロフィール
    • ラ・スペツィア特派員

      ラ・スペツィア特派員
      マイエル ケイコ
      大学卒業後、中学教員を経てイタリアミラノへ渡伊。フィレンツェ、ローマ、ナポリにも在住。昨年7月よりラスペツィアに移住。ローマ国立アカデミアサンタチェチーリア、イタリア国立音楽院修了。愛の妙薬でイタリアオペラデビュー。イタリアと日本で音楽活動を行う。趣味はF1観戦、ハーブティーを毎日飲む、メルカート(青空市場)で掘り出し物探し。ヨガ、ドッグシッター。兵庫県出身

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