イタリアのポップス音楽 ♫ ♪ ♫(女性編)

公開日 : 2015年01月18日
最終更新 :
筆者 : ピッパ

皆さん、こんにちは!

今回は、イタリアのポップス音楽の女性編です。

男性よりもわたし好みの歌手が少ないのですが、それでも、何人かいてますので、ご紹介します。

まずは、ミーナ

イタリアを代表する、大御所アーテイスト女性歌手。

今年のお誕生日で75歳。

ヴァレーゼ郊外の出身ですが、すぐに家族と共に、クレモナへ引っ越しました。

当時は、ビッグ歌手どうし、アドリアーノ・チェレンターノとよく共演していました。

現在は全くテレビにはでませんが、時々CDのみ発売され、相変わらずの大人気です。

サンレモ音楽祭では、何回かチャレンジし、人気では圧倒的でしたが、大賞は残念ながら獲得していません。(4位が最高)

ミーナは最後に出場したあとで、大賞を取れなかったことに対し、"もうサンレモ音楽祭には出場しません!"と宣言し、本当にでなくなりました。

この貼り付けた曲は、もともとジーノ・パオリの曲なんですが、ミーナも歌いました。

日本にも、来日され、森山加代子、ザ・ピーナッツらによって「Tintarella di luna」が「月影のナポリ」として、また、弘田三枝子、伊東ゆかり、ザ・ピーナッツらにより「Un Buco Nella Sabbia」が「砂に消えた涙」としてカヴァーされました。

2001年にグランデウフィチァーレ(イタリア共和国功労勲章)を受賞しました。

イーヴァ・ザニッキ

今年のお誕生日で75歳。エミリアロマーニャ州郊外の出身。

サンレモ音楽祭で大賞をなんと3度獲得したすごい人です。

しかしながら、私の個人的な印象は人気クイズ番組(Ok, il prezzo è giusto!)の司会者なのです。(笑)

政治家にも一時期なりました。

マルチタレントです。

ラファエッラ・カッラ

ボローニャ出身、今年のお誕生日で72歳。

歌手のほかに、女優、司会者などで大活躍。

映画ではフランクシナトラとも共演していましたし、ミーナともよく共演していました。

ダンスも定評があります。

サンレモ音楽祭では司会をしました。

最近では、スター誕生的な若者の歌番組でよく審査員をしています。

リータ・パヴォーネ

トリノ出身、今年のお誕生日で70歳。

幼いころからテレビで大活躍。ジャンニ・モランディとはよく共演していました。

ボーイッシュで、パンチのある歌い方が特徴でした。

日本でも『恋の意気地なし』などがヒットしました。

サンレモ音楽祭にも出場し、入賞しました。

(ジャンブラスカの雑誌)というテレビ番組で主役を演じ一躍有名になりました。

ミア・マルティーニ

レッジョカラーブリア郊外の出身。

1947年生まれ、すでに1995年に他界しましたが、実に人の魂を突き刺すような情熱的に歌う人で、今でも、若い人から年配の方に歌われています。とにかくすごいです。今でも聞くと、鳥肌が立ちます。

生で聞いてみたかったなあ。。。

サンレモ音楽祭では、2位が最高でした。

(大賞は獲得していませんが、人気、実力はそれ以上です。)

この人の他界後、サンレモ音楽祭にミア・マルティーニ賞が生まれました。

妹は歌手のロレダーナ・ベルテです。

オルネッラ・ヴァノーニ

今年のお誕生日で81才。

ミラノ出身。ジーノ・パオリとは昔からよく共演していました。

この人のものマネをする人がいて、ご本人がテレビに出るとやっぱり笑ってしまいます。

サンレモ音楽祭は、常連ですが2位が最高です。

また(逢いびき)という曲が2004年の映画「オーシャンズ12」に使用され、また日本ではBS日本の番組「小さな村の物語イタリア」のオープン・エンドテーマとして親しまれています。

1993年、グランデウフィチァーレ(イタリア共和国功労勲章)を受賞しました。

貼り付けた曲はあえて、ジーノパオリとのデュエットの曲にしました。

フィオレッラ・マンノイア

ローマ出身。今年のお誕生日で61歳。

2005年、イタリア共和国功労ウフィチァーレの勲章を受け取りました。

サンレモ音楽祭は常連ですが大賞は取っていません。

プロデュースとしても大活躍。

この曲は好きですね。

ロレッタ・ゴッジ

ローマ出身、今年のお誕生日で65歳。

サンレモ音楽祭では2位。

歌手のほか、女優、司会者など特に1980年代に大活躍しました。

現在は、歌の番組などの審査委員で活躍しています。

リッキ・エ・ポーヴェリ

フランコ・ガッティ、ジェノヴァ出身、今年のお誕生日で73歳。

アンジェラ・ブランバーティ、ジェノヴァ出身、今年のお誕生日で68歳。

アンジェロ・ソットジュー、サルディーニャ島の郊外出身、今年のお誕生日で69歳。

イタリアを代表するポップミュージックグループ歌手。

デビュー当時は4人(男2人、女2人)のグループでしたが、1981年にマリーナ・オッキエーナが脱退しました。

サンレモ音楽祭では、大賞を獲得しています。2位が2度あります。合計12回出場。

その中でも、この曲が可愛くて素敵です。

ロレッラ・クッカリーニ

ローマ出身。今年のお誕生日で50歳。

有名司会者ピッポ・バウドが気に入り、芸能界へデビューしました。

歌手、ダンス、司会者となんでもこなすマルチタレント。

貼り付けの曲は当時彼女が主役の人気番組のテーマ曲。

可愛い曲なので選びました。

サンレモ音楽祭には出場もしましたし、また、司会者(ピッポ・バウドのアシスタント)としても出場しました。

2011年、イタリア共和国功労勲章(コンメンダトーレ)を受賞しました。

ジャンナ・ナンニー二

シエナ出身、今年のお誕生日で59歳。

シエナの国立音楽院ピアノ科卒業。作曲も学ぶ。

ロック歌手。若いころから活躍されています。ドイツでも有名。

実家は老舗のお菓子屋さん。現在、弟(アレッサンドロ、元F1レーシングドライバー)が継いでいます。

2010年、56歳で初めて子供を授かったことは非常に有名。

サンレモ音楽祭にはゲスト出演したり、出演者の曲を手掛けたりしました。

この歌が好みですね。

ラウラ・パウジーニ

今年のお誕生日で41歳。ラヴェンナ郊外の出身。

サンレモ音楽祭は最優秀新人賞を獲得しました。

スペイン語アルバム(Escucha)でイタリア人女性アーティストとしては初めて、グラミー賞(ベスト・ラテン・ポップ・アルバム部門)を受賞しました。

その後、2006年、イタリア共和国功労勲章(コンメンダトーレ)を受賞しました。

この張り付けた曲が大好きでCDを買いました。

ジョルジャ

今年のお誕生日で44歳。ローマ出身。

イタリアのホイットニー・ヒューストンと言われている人です。

(実際に同じ先生に習っていたといわれています。)

サンレモ音楽祭では大賞を取っています。

この人の好きな歌はいっぱいあるのですが、あえて、この歌を貼り付けします。

ジーラソーレとは、ひまわりという意味です。

私はひまわりの花が昔から大好きでしたので、この曲はとっても気に入っています。

イレーネ・グランディ

フィレンツエの出身。今年のお誕生日で46歳。

ポップ、ロック歌手。

サンレモ音楽祭ではヴァスコ・ロッシが彼女のために書いた曲で2位を獲得。

かわいいらしくて、感じのよい人柄がポイント。

貼り付けた曲はかわいいのでこれにしました。

エリーザ

今年のお誕生日で38歳。トリエステの出身。

サンレモ音楽祭で大賞を取っています。

繊細な歌い方をします。

貼り付けの曲はあえて、大好きなこのリガブーエとのデュエットの曲にしました。

いかがでしたでしょうか?

イタリアへ旅行に来た時にはぜひ、どなたかのCDを記念に購入してもいいと思います!

私も今回、ブログで3回にわたってイタリアのポップス音楽をまとめ、久しぶりにすきだった思い出の曲をじっくり聞き、いい曲はいつ聞いても心に沁みるものなんだと深く感じました。

また、同時にその当時の自分のことをちょっぴり思い出しました。

懐かしいですね。

ケイコ♫ ♪ ♫

筆者

イタリア特派員

ピッパ

イタリアミラノへオペラ留学後日伊間を往復する暮らしを初め、結婚後はイタリア各地に移住。

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