ドイツのフランクフルトへスプリングトリップ!

公開日 : 2015年05月10日
最終更新 :
筆者 : ピッパ
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皆さん、こんにちは!

久しぶりのブログ更新です!

先日、愛犬ピッパをワン友のフランチェスカにあずけて、ドイツのフランクフルトへ夫と義理の父(87歳)と3人で小旅行に行ってきました。

実は、日本からイタリアの便のトランジットで空港を利用しただけで、フランクフルト滞在は初めてでした!

今までドイツへはミュンヘンを初め、ハンブルク、ベルリン、バーデンバーデン、フライブルク、シュトゥットガルトに旅行しました。

ドイツ語は当時、私が通っていたころの日本の芸術&音楽大学やイタリアの国立音楽院でも声楽科は必ず必修科目として取らなくてはならなかったのですが、実際会話ができるようになるにはこれは別問題、なかなか住まないと難しいですね。

でも、なんとなくわかる単語もあったり、ドイツ語の歌のリードやオペラのフレーズなどで覚えていた言葉があったり、英語やイタリア語が話せるドイツ人が結構いますので、滞在中苦労をすることは特にありませんでした。

フランクフルトというぐらいですから、やっぱりフランクフルトソーセージは食べたい!ドイツのビールは絶対試飲したい!と行く前から気分はドイツ人?!になっていました。(笑)

そして、知る人ぞ知るドイツのスイーツは有名でとても美味しいですね!

私は夫とお互いに時間がとれればよく旅行をしますが、リッチな旅行ではなくいたってリーズナブルな旅行です。

初めに、どこに行くのかを決めて、Webで飛行機の格安チケットを探します。

その後、ホテルの時もありますが、大抵は、レジデンス(リゾートマンション)を一週間程度借ります。

素敵なホテルもたくさんあり、宿泊してみたいとも思いますが、ホテルに泊まった場合には、基本は外食をしなければならないので、現地の食事が合わなかったり、天候の変化に旅行中は体調が崩れてしまうときがあるので、私たちはレジデンスを利用し、朝食や昼食、夕食など、時々は自分たちで作って体を整えています。

だいたいヨーロッパはホテルの一部屋が広い方ですが、それでも、レジデンス(リゾートマンション)なら、部屋数も多く、キッチンや洗濯機もあり広々としていますので正直なところ快適なのです。

ただし、何か問題が起きたときには、その都度家主とコンタクトをとることになります。

それがめんどくさい、不安と思われる方は難しいですね。

やはり問題が起きると、ホテルのフロントに直接行くかダイヤルするほうが何かと便利です。

今回の宿泊したレジデンスでの問題は、24時間利用できるはずのWebができなかったことでした。

ですので、インターネットをすることができず、外出した時にチラッと、Free WiFiのお店やレストランに入った時にチェックしました。メールも送信することができず、日本語も打てず、最後の日だけレジデンスで使うことができましたが、このようなトラブルはまだ軽めの方です。

それから、フランクフルトの第一印象はいろんな外国人がたくさんいたこと、特にトルコ人を初め、イスラム系が目立ちましたね。ブルカを着用した女性をよく見かけました。

宗教の自由なので理解できるのですが、彼らの宗教の理由や彼らの国の気候に適した服装として女性は体や顔を隠す衣類をまとっています。頭の髪の毛のみ隠すヒジャブ程度(まちこ巻のよう、たとえが古いですか?!笑)なら色とりどりあってオシャレで顔も隠れていないのですが、ニカーブになると、目だけを見せ黒い布で体全体すべて覆われていますので、見慣れていない人は急に表れるとさすがにちょっとびっくりすると思います。

それからイスラム系のお店、スーパーやレストランもたくさんありました。

タクシーの運転手もイスラム系、アフリカ系が多かったです。

今回、空港からレジデンスまでタクシーを使ったのですが、運転手さんはパキスタンの男性で、車内の音楽は彼の国のオリジナルミュージックが流れていましたので、"本当にここはフランクフルトなのかしらん?!"と思ってしまいました。(笑)

そして若干遠回りされたような気がしました。。。

それから、フランクフルトは平地が多いため、自転車を乗っている人たちが多かったですね。メトロや列車にも自転車で乗車する人達を頻繁にみました。

じっくり住んでみないと本当のドイツの姿はわかりませんが、日本人には住みやすい国だと思います。日本の人たちをよく見かけました。

ただ、ドイツは、日本のように時間に正確で勤勉で真面目なイメージがあるのですが、ストとかち合った場合、話は別です。

以前に、知り合いの人から"ドイツは最近ストをよくするよ!"と聞いていましたが、私も今回の旅行でストに巻き込まれました。列車やメトロが時々時間通りに来なかったり、容赦なくキャンセルになったり、また乗っていた列車の駅の名前が間違っていたりと非常に混乱気味でした。

Uバーン(メトロ、路面電車のこと)や郊外へ行くS列車はとても新しくなっていて綺麗でした!

ただ、素早くドアが閉まりますので、ぼっとしているとドアに挟まれます。

挟まれていた人を何度も目撃しました!(笑)

降りるときにも早めに準備をする方がいいですね!

そして、ドアの真ん中に押ボタンがありますので、それを押すとドアが開きます。

(押さないとドアが開きませんのでご注意ください!)

早めに駅やバス停に到着した場合は発車時刻まで待っています。

ただし日本のようにハッキリとした放送やメロディーが流れてから出発することはなく、比較的静かに列車が出発します。

運転手さんはアクセルをしっかり踏み、急ブレーキやスピードも出しますので、立って乗る時には体のバランスが崩れないように気を付けて下さい!

そして、クロの制服を着た検札係3人組が頻繁に車内やホームにいて、キセル防止をしてました。

それから、気になったのが、病気か事故でかはわかりませんが、お年よりから若い人まで足の悪い人達が結構いて、電動の車いすを使っている人達をよく見かけました。

しかしバスやメトロなどは、その人たちを初め、ベビーカーのスペースがありきちっと行き届いていました。

ヨーロッパ一と言われているフランクフルトの中央駅の近辺は外国人が多く、お店もかなりありました。

ドイツや北ヨーロッパに行くと、背丈が2メートル近くある大きな人がたくさんいますので、私のような身長約170センチ、体重??キロの人も平均的な女性のサイズになります。(笑)

帰りの飛行機は私と夫はミラノ経由、30分程度の遅れで到着しましたが、一方の義理の父はローマ経由でローマのフューミチーノ空港第三ターミナルで起きた火災のトラブルに巻き込まれてしまい、3時間半遅れで無事到着しました。まだ、義理の父のスーツケースは見つかっていません。(苦笑)

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ミラノ・リナーテ空港からフランクフルトへ

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ヨーロッパ1!フランクフルト中央駅

イタリアよりずいぶん寒かったので再度ダウンコートを着用!

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フランクフルト中央駅内にあるツーリスト・インフォメーション

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ツーリスト・インフォメーションの中

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新しくなった列車の内装

とにかく旅行には予期せぬことが起こりますが、母国や現在住んでいる場所から離れて旅をし、リフレッシュするのはいい経験だと思います。

くれぐれも旅行の際にはあらかじめ準備をし、何が起こっても冷静に対応できる態度と精神を持ち、日本人として恥ずかしくない行動を心がけていきたいですね!

ケイコ

筆者

イタリア特派員

ピッパ

イタリアミラノへオペラ留学後日伊間を往復する暮らしを初め、結婚後はイタリア各地に移住。

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