ミラノ・スカラ座を舞台にした映画が2日間のみ公開されます!

公開日 : 2015年11月20日
最終更新 :
筆者 : ピッパ

皆さん、こんにちは!

さて、今回は、オペラファンにお知らせです。

ミラノ・スカラ座を舞台にしたドキュメンタリー映画が、伊仏独投資合作され、11月24日、25日の2日間、イタリア全国にある映画館で公開されることになりました。

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ミラノ・スカラ座

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今回の映画のポスター

初代の歴史的建築物、テアトロ・ドゥカーレ(Teatro Ducale)は、1776年2月のカルネバーレ(謝肉祭)のガラ・コンサート後に焼失したため、その後、サンタ・マリア・アッラ・スカラ教会の跡地に現在の2代目を建築され、名前を受け継いでスカラ座と呼ばれています。

237年の歴史ある世界1の国立大歌劇場、スカラ座は、当時の正式名「公国立スカラ新劇場(Nuovo Regio Ducal Teatro alla Scala)」で、1778年にアントニオ・サリエリ作の<見出されたエウローパ>でこけら落としが行われました。

その後も、第二次世界大戦で約1年間中断したり、2002年の初めから2004年の終わりまでの約3年間は再建のために一時閉鎖されましたが、ミラノ郊外の仮劇場、アルチンボルディ劇場で公演が続けて行われました。

スカラ座は、世界に誇る、偉大で重要な指揮者トスカニーニ、セラフィン、ガヴァッツェーニ、アッバド、ムーティ、演出家ヴィスコンティやゼッフィレッリ、作曲家ロッシーニ、ヴェルディ、プッチーニ、オペラ歌手マリア・カラス、レナータ・テバルディ、ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスをはじめ、たくさんのスターを生み出しました。

この映画には、指揮者のダニエル・バレンボイムやリッカルド・シャイ―、歌手のミレッラ・フレー二やプラシド・ドミンゴ、バレエのカルラ・フラッチやロベルト・ボッレ、そして当時のスカラの音楽監督が登場し思い出やエピソードを語ります。

これは、オペラファンや勉強している人に必見です!

ぜひ、映画館へ行ってみませんか?

詳しいお問い合わせはこちらです。

http://www.nexodigital.it/1/id_427/Teatro-alla-Scala---Il-film.asp

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私も今から見に行くのを楽しみにしています!

ケイコ

筆者

イタリア特派員

ピッパ

イタリアミラノへオペラ留学後日伊間を往復する暮らしを初め、結婚後はイタリア各地に移住。

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