<魔法のイタリア語>ペル・ファヴォーレとグラツィエ・モルト・ジェンティーレ

公開日 : 2016年01月31日
最終更新 :
筆者 : ピッパ
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皆さん、こんにちは!

さて、今回は、イタリアへ来られた際にお店やスーパー、切符売り場、レストラン、バールへ入るときに使う、簡単でしかも好感度が100セントアップ!になる言葉をお伝えします。

まず、PER FAVORE ペル・ファヴォーレ

頼むとき、お願いするときに使います。

これを使わずに、例えば、UN Caffe ウン・カッフェ (コーヒ一杯!)だけ言っても頼まれた側はあまりいい気持ちがしません。。。声のトーンにもよりますが、<なにこの人、命令して!>と思われますのでご注意下さい!

PER FAVORE un Caffe! というと、バリスタは機嫌よく美味しいカッフェを作ってくれますよ!(意味、コーヒーを一杯お願いします。)

イタリア語の勉強された方でPER FAVORE をフレーズの後に持ってくると習った人もいてると思います。テキストではよく書かれていますが、効果が出るのは先にPER FAVORE を言った方です。お願いだからが強調されるからです。これは、私も現地で生活をしていく中で感じました。

それから言ったあとは、ニコッとすると、さらに好感度アップ!

でも、あまりニコニコしすぎると、僕に気があるのか?!勘違いされますので、ご注意を!(笑)

日本人を初め、一般に東洋人は無表情と思われがちです。それでも、日本人はよく笑うねえ。。。と日本人に詳しい人には言われたこともありますが、大抵は無表情、怒った顔、寂しい顔などなど。。。と言われています。。。

時には必要なのかもしれませんが、誤解を招かないために、ニッコリすることは大切だと思います。

媚びを売るわけではないですが、こういう姿勢はとても大切なのです。。。

スーパーやバール、タバッキー、お店、レストラン、あらゆるところへ入った時には必ず、BUON GIORNO ボン・ジョルノ(おはようございます!午前中)BUONA SERA ボナ・セーラ(こんにちは!午後)を言ってから店内に入りましょう!

そのあと、POSSO? ポッソ?(いいですか?)と言うとさらに好感度アップ。

お店の人はそのあと、必ずボン・ジョルノと言わないかもしれませんが、それでも言います。なぜなら、お邪魔します!というニュワンスでもあるからなのです。。。

日本のようにいらっしゃいませ!ということはありません。。。

お客さまが神様でも決してありません。。。

根本的に違いますので、そのあたりをわかって外国では過ごしてくださいね!

昨年、日本滞在を3か月ほどした時に思ったのですが、例えばレストランに入るとき、お客さんはウエイターにあまり話さず、ウエイターが<いらっしゃいませ!何名様ですか?2名様ですか?お待ちしておりました。どうぞこちらへ!>とウエイターばかり話して、お客さんは軽くうなずいていただけでした。このスタイルは、海外では通用しませんのでご注意ください。

それから、少しでも親切にしてもらったらGRAZIE,MOLTO GENTILE グラーツィエ・モルト・ジェンティーレといいましょう!

その時もニッコリと笑顔を忘れずに!

GRAZIE グラーツェ(ありがとう)だけでもいいのですが、好感度アップはGRAZIE MILLE グラーツェ・ミッレ(どうもありがとう)、さらにアップはこのGRAZIE,MOLTO GENTILE グラーツィエ・モルト・ジェンティーレです。意味は(とても親切にありがとうございます)になります。

男性はなかなかニコッとできないと思いますが、ムスッとよりも、感じのよい顔をしてくださいね!へらへらは困りますが。

ただ、口角を上げるだけでだいぶんと表情が変わりますので、皆さん口角を上げて、感じよく、気持ちの良い観光をすることをお勧めします。

つねに自分自身がいつもニコニコしていると、ハッピーでいられますよね。慣れていない人は最初は無理があるかもしれませんが、一度やってみてください。まずは、出発する前から日本で表情の練習もいいですね。

ケイコ

筆者

イタリア特派員

ピッパ

イタリアミラノへオペラ留学後日伊間を往復する暮らしを初め、結婚後はイタリア各地に移住。

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