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ドイツ/ライプツィヒ特派員ブログ シェ-ファ-玲子

ドイツ・ライプツィヒ特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


今週はじめからライプツィヒは一気に春が来た感じです。

日中の気温は20度弱まで上がる日も多く、とりわけお天気が最高!

ずっと快晴が続いています。

ト-マス教会横の小さな公園では花が咲き乱れ、まるでお花見にようにのんびり座っている人達がけっこういらっしゃいます。


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そして、今週末はイースタ-(復活祭)。今年は4月半ば過ぎと、かなり遅いイ-スタ-です。
クリスマスと違って、イ-スタ-は毎年同じ日にちではありません。

毎年、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日、というのが、イ-スタ-の日曜日になります。

そしてドイツでは、その週末は金曜日がキリスト受難の日で祝日。
日曜日がイ-スタ-、月曜日はイ-スタ-の月曜日ということでこの日も祝日となります。
ですので、20日土曜日はお店は開いていますが、19日金曜日も22日月曜日も祝日のためお店は閉まっていますので、お買い物の際には、ご注意くださいね。




さて、毎年イースタ-の週にはマルクト広場でイ-スタ-市が開催されます。

今年は4月17日からはじまりました。

Ostermarkt.jpg



クリスマス市に比べるとこじんまりしていますが、陶器や木工などの芸術品が並びます。

とりわけ、イ-スタ-といえば卵が再生のシンボル。芸術品も卵が良く見られます。

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その場で作られた木の卵もあります。

Ostereier horz.jpg



ウサギの置物など、イ-スタ-関連商品のお店も。

Oster Figuar.jpg



その他、軽食や飲み物も販売されています。

Ostermarkt 2.jpg



今年のイ-スタ-は予報では暖かくて最高のお天気!

この時期ライプツィヒに来られている方は、ぽかぽか陽気の中、イ-スタ-市を散策してみてくださいね。

22日(月)イ-スタ-の月曜日まで開催中です。



2019年4月18日

ドイツは森が多い国ですが、この時期森に行くとニラのようなニンニクのような匂いがむせるように漂っています。初めてこの匂いを嗅がれると、「何これ?」って不思議に思われると思いますが、この匂いの正体はこちら。

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あたり一面に茂っているこの植物。

これは、ドイツ名Bearlauchという植物が放つ匂いなのです。日本語訳すると、クマ葱。いわゆる行者ニンニクのことのようです。

日本では北海道でも春の産物のようですね。

とにかく、すごい強い香りです。

これを嗅覚で感じるようになると、ドイツにも春が来たなぁと実感。

そしてまた、これは食べてもとてもおいしいのです。

とりわけ、春先のものが新鮮でおいしいですよ!

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私も毎年、この時期は森で収穫してきます。

ペストにしたり、炒めて食べたりと、いろいろな美味しい食べ方がありますが、私は何といっても日本的に、ニラの代用として餃子に入れます!

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たっぷりのクマ葱を小さく切って餃子の具に混ぜます。

そして皮に包んで焼いたらできあがり。

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クマ葱たっぷりの餃子。
にんにくとニラの味が同時に味わえる感じです。

この時期ドイツに来られて森に行く機会がりましたら、是非試してみて下さい!

春にドイツの森で収穫できる、ささやかなデリカテッセです!




2019年4月11日

1969年3月20日。平和を訴える「ベッド・イン」というパ-フォ-マンスをアムステルダムのホテルで行った、オノ・ヨ-コさんとジョン・レノン。今年はあれからちょうど50年になります。

そのオノ・ヨ-コさんの展覧会「Peace is Power」がライプツィヒの造形美術館で始まりました。


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これまでドイツではビ-レフェルト、フランクフルトと過去二回開催されましたが、今回ライプツィヒでの展覧会はヨ-ロッパ最大の回顧展といわれています。

戦争と平和、生と死といったテ-マを中心として、世界平和・平等・フェミニズムなどを訴えるオノ・ヨ-コさんがこれまで創作された、60年代以降の大小さまざまな作品、ビデオなど60体あまりの芸術作品を鑑賞できます。

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撮影:ライプツィヒ特派員シェ-ファ-玲子(承諾済)

4月3日の夕方から始まったオープニングには、通常のオ-プニングに比べものにならないほどの人々が訪れました。

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撮影:ライプツィヒ特派員シェ-ファ-玲子(承諾済)


またこの日、今年86歳になられたオノ・ヨ-コさんも来られるという情報があったので期待していましたが、残念ながらいらっしゃいませんでした。



大きな作品では、鳥の声がさえずり、レモンの木の花の薫りが漂う広い部屋に並べられた100個の棺が圧巻。

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撮影:ライプツィヒ特派員シェ-ファ-玲子(承諾済)


棺の顔にあたるあたりからレモンの木が上に伸びていて、

生と死の永遠の輪廻と、人間の復活を表している90年代最後の作品です。


こちらは、天井から100本の白い綱で朝に差し込む光を表したMorning Beam.

空間を使った壮大な作品です。

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撮影:ライプツィヒ特派員シェ-ファ-玲子(承諾済)



また小さな作品では、日常どこにでもある眼鏡、ブラシ、洋服などに血の跡を塗ったもので、家庭での暴力を訴えています。

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撮影:ライプツィヒ特派員シェ-ファ-玲子(承諾済)



こちらは、「人は皆同じだけの水を持った入れ物である」ということを表す2006年の作品。

118本のボトルに同じだけの水が入り、それぞれにいろいろいな人の名前が書かれて並んでいます。

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撮影:ライプツィヒ特派員シェ-ファ-玲子(承諾済)




そしてまた、戦争と平和を訴える作品のひとつに、第二次大戦時のヘルメットをつるした2001年の作品。


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撮影:ライプツィヒ特派員シェ-ファ-玲子(承諾済)


ヘルメットの中には空色のパズルが入っています。訪れた人々が、いつかまたやってきて、一つの空を形成できるという希望を持って、一つのピースを手に取ってください、というものです。


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撮影:ライプツィヒ特派員シェ-ファ-玲子(承諾済)


こういった、参加型の芸術作品もオノ・ヨ-コさんの展覧会には多く見受けられます。

その他にも、オノ・ヨ-コさんのこれまでの芸術作品の傑作を沢山鑑賞できます。



ちなみに、この美術館の学芸員の方がオノ・ヨ-コさんと個人的に親しいことで、今回の展覧会の話が実現したそうですが、オノ・ヨ-コさんも東ドイツの町で一度開催したいという希望を持っておられたとか。

ライプツィヒは東西ドイツの壁崩壊の発端となった平和革命の町で、今年はちょうど30周年の節目を迎えます。

平和を訴えるオノ・ヨ-コさんの展覧会が今年ライプツィヒで開催されるのも、何か因縁を感じます。

展覧会は、今年の7月7日まで開催されます。


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撮影:ライプツィヒ特派員シェ-ファ-玲子(承諾済)




Yoko Ono. Peace is Power

ライプツィヒ造形美術館

Museum der bildenden Künste Leipzig

Katharinenstraße 10

04109 Leipzig



開催期間 2019.04.04 - 07.07

開館時間 月曜休館

火、木-土曜日 10-18時

水 12-20時

金 10-18時

入館料 10ユーロ(18歳まで無料)

第一水曜日入館無料





2019年4月 4日
2019年3月28日
2019年3月22日
2019年3月16日
2019年3月 4日
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  • 特派員プロフィール
  • ライプツィヒ特派員

    ライプツィヒ特派員
    シェ-ファ-玲子
    2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。その前は12年間ベルリン、そして学生時代はミュンヘンに留学していた神戸生まれの関西人。日本でも神戸のドイツ総領事館に勤務するなど、ずっとドイツと関わってきた。ドイツ移住後は謀テレビ局ベルリン支局にて2017年秋まで勤務。現在はライプツィヒにてフリ-ランスと主婦業に従事している。個人ブログ「ライプチヒで独逸日記」もよろしければご訪問ください! DISQUS ID @disqus_vXOimP5ytn

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