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ドイツ/ライプツィヒ特派員ブログ シェ-ファ-玲子

ドイツ・ライプツィヒ特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


夏の南仏プロヴァンスには、さまざまな魅力があります。太陽が降り注ぐカラッとした地中海式気候、素晴らしい自然、古代遺跡や文化遺跡、美しい村々、おいしいプロバンス料理とワインなど、いくらでもでてきますね。なかでも大きな魅力が、ラベンダーが満開になる6月末ごろの景色。一面のラベンダー畑が紫色一色になります。

今回の旅は8月でしたので、ラベンダーの多くはすでに収穫されていましたが、

プロヴァンスの北の方にいくと、まだ収穫されていないラベンダー畑がありました。


Lavendelfeld.jpg

また、ラベンダー商品を扱うお店の入り口には、刈り取ったラベンダーを乾燥させている光景に時々出会います。

Lavendel shop.jpg



さて、このラベンダーで作るプロバンスの伝統的な民芸品があります。何本ものラベンダーを束ねて編み込んでいく、フュゾー。(プロバンスでは、ナヴェットともいうそうです。)日本ではラベンダースティックというようですね。

青空市場(マルシェ)でも売られていました。

Marche.jpg



中にたくさんのラベンダーが詰まっていますので、とっても良い匂いがします。

私が宿泊したシャンブル・ドットの大家さんも、作り方を伝授してくださいました。

まずは、お庭からラベンダーをとってきます。

Garten.jpg



フュ-ゾはいろいろな大きさがありますが、いずれにしろ奇数x2の本数が必要だそうです。

例えば、9x2=18本など。

Brigitt.jpg



私も初チャレンジしてみましたよ。

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こちらはいずれも大家さんが作ってくださったもの。


Sticke.jpg



大家さんのお話では、プロバンスのおばあちゃんが、子に、孫に代々伝えているものだそうです。素敵な伝統工芸ですね。

プロバンスの素敵なお土産としてもおすすめです!

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2019年8月24日

今年の夏休みは、南仏プロバンスに行ってきました。私が最も気に入っている旅行先のひとつです。夏場はカラッとした気候で太陽がいっぱい。何度訪れても飽きない素敵なところですね。

さて、フランスの宿泊施設には、ホテルや貸別荘のほか、フランス人のご自宅に宿泊用の部屋を作って旅行者に民宿として提供するところがあります。朝食は大家さんが提供してくれる、いわゆるB&Bで、フランス語でシャンブル・ドットといいます。

私が主人と南仏を旅行する際には、このシャンブル・ドットの宿を予約することが多いです。

たいていは、二部屋ほどだけ提供する小さな規模。でも、広い敷地内に素敵なお庭やテラスがあることが多く、朝食はテラスでいただくことが多いのが魅力。民宿という呼び名が当てはまらないほど優雅です。また肌寒い朝は、大家さんの家の中で提供してくださいます。まさにフランス人の生活を肌で感じることができます。

今回も、プロバンスの田舎のシャンブル・ドットに宿泊しました。

部屋はそれほど大きくはないですが、清潔で、プロバンスらしいとっても可愛らしい装飾のお部屋です。

Zimmer.jpg

外の太陽がまぶしすぎて、部屋の写真が暗くなってしまいました。

洗面所もかわいい。

Waschwecken.jpg


シャワーも洗面もタイルがプロバンスらしい色彩で、素敵です。

Dusche.jpg



ここは二部屋だけのシャンブル・ドットで、共同のテラスに直接出れるようになっています。

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またプールもあって、暑いプロバンスではありがたい施設です。

しかもほとんど貸し切り状態でした。


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広いお庭も素敵です。



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お庭のラベンダ-は色がもううすくなってしまってましたが、6月末にくれば一面美しい紫色で

美しいことでしょう。


朝食は太陽が降り注ぐ素敵なテラスでいただきます。

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おいしいバケットのほか、ジャムはすべて大家さんの手作り。

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太陽をいっぱい浴びたメロン、アンズ、イチジク、イチゴのジャムはどれもとっても美味でした。

日によっては卵やクレープを出してくれたりもしましたよ。

また、風がきつくて寒い日は、大家さんのお家の中でいただきました。

南仏プロバンスの素敵な食器、装飾など、すべてが新鮮です。

また、週に何度か有料で夕食を作ってくれるところもありますので、フランスの家庭料理(といっても、皆さんプロ級のすごい腕前ですが)を味わうチャンスもあります。

ホテルとは違った、フランスの田舎の生活を肌で感じたい方にはシャンブル・ドットはお勧めです。

今回私達が宿泊した素敵なシャンブル・ドットは、

Le Mas De La Syrah

Chambres d´Hôtes - Bed & Breadfast

790 route de Suzette

84330 Le Barroux ( France)

一泊一部屋85ユ-ロ(朝食付き)

大家さんはとても親切なBrigitte & Yves Bauerさんご夫妻

y.bauer1@gmail.com

英語もOKですよ!

また、このほかフランス全土のシャンブル・ドットについては、以下のサイトから自由に選んで予約できます。(日本語サイトもあります!)

https://www.france-voyage.com/ja/



2019年8月20日

ライプチィヒから東へ約50キロのところにある小さな町、ツヴィッカウ。

そこは、ドイツ・ロマン派の作曲家、ロバ-ト・シュ-マンが生まれた町でもあります。

Statue von Schuman.jpg



生家はマルクト広場のすぐ近くの角の建物で、その向こうにはシュ-マンが洗礼を受けた

教会の塔が見えます。

Stad Gaikan.jpg

この建物がロベルト・シュ-マンの生家。1810年6月8日にここで生を受けました。


Tatemono 2019-06-15 15 25 30.jpg


現存する建物は当時のものではなく、当時の形に忠実に再建したもので、シュ-マン没100年の年にあたる1956年に博物館シュ-マン・ハウスとしてオープンしました。

一階は室内楽ホ-ルが設置され、さまざまな催しが開催されています。

常設展示は、階段を上がって二階へ。

Ausstelllung.jpg

撮影:ライプツィヒ特派員シェ-ファ-玲子(承諾済)

シュ-マンの子供時代、少年期、クララとの結婚後など、時代を追ってさまざまな文書やオリジナルの展示物を目にすることができます。

結婚前にクララがロバ-トに送った自分の髪の毛もあります。

たとえば、こちらは豪華なお皿。

Teller.jpg

撮影:ライプツィヒ特派員シェ-ファ-玲子(承諾済)

お皿には、新婚時代を過ごしたライプツィヒの名所が描かれています。

こちらは、ロベルトが愛用していたビ-ルジョッキ。

Bierkrug.jpg

撮影:ライプツィヒ特派員シェ-ファ-玲子(承諾済)

また、オリジナルの楽譜の下書きも展示されていて興味深いです。

こちらの楽譜の歌は、皆さんも中学校高校時代に耳にされたのではないでしょうか。



Note.jpg

撮影:ライプツィヒ特派員シェ-ファ-玲子(承諾済)

「流浪の民」の下書きです。

最後の部屋が、ロベルト・シュ-マンが生まれた部屋の再現。

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撮影:ライプツィヒ特派員シェ-ファ-玲子(承諾済)


またこの部屋に展示されているものは、すべてロベルトとクララが実際に使っていた物。たとえばここにあるピアノは、1827年にアンドレア・シュタインがウイ-ンで製作したもので、クララが9歳の時にライプツィヒのゲヴァンドハウスで初めてリサイタルをしたときのものだそうです。

当時、若くして才能を発揮した天才ピアニストとして知られていたクララ・シュ-マン。今年は生誕200年にあたります。

ちなみに、その美しい音色を奏でたクララの右手の石膏模型もありました。1861年に製作されたものだとか。

Hand.jpg

撮影:ライプツィヒ特派員シェ-ファ-玲子(承諾済)

当時の天才ピアニストの手ですね。



ちなみに、ライプツィヒでシュ-マンとクララが新婚当時住んでいたアパ-トも、シュ-マンハウスとして公開されています。建物は当時のままを修復したものですが、オリジナルの展示物はここほど多くはありません。

ツヴィッカウのシュ-マンハウスは、じっくり回ると何時間でも過ごせるほど、大変充実した展示。世界最大のシュ-マン博物館といっても過言ではないですね。

クラシック音楽ファンの方には是非とも立ち寄っていただきたいと思います。


Relief C&R.jpg

撮影:ライプツィヒ特派員シェ-ファ-玲子(承諾済)



ロベルト・シュ-マン・ハウス ツヴィッカウ

Robert-Schumann-Haus Zwickau

Hauptmarkt 5

08056 Zwickau

www.schumann-zwickau.de

開館時間: 火-金  10-17時

土、日、祝日 13-17時

休館日: 月曜日、キリスト受難日の金曜日、12月24日、12月31日

入館料: 5ユーロ (学生2.5ユ-ロ)

第一水曜日入館無料



2019年8月 5日
2019年7月29日
2019年7月19日
2019年7月10日
2019年7月 2日
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  • 特派員プロフィール
  • ライプツィヒ特派員

    ライプツィヒ特派員
    シェ-ファ-玲子
    2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。その前は12年間ベルリン、そして学生時代はミュンヘンに留学していた神戸生まれの関西人。日本でも神戸のドイツ総領事館に勤務するなど、ずっとドイツと関わってきた。ドイツ移住後は謀テレビ局ベルリン支局にて2017年秋まで勤務。現在はライプツィヒにてフリ-ランスと主婦業に従事している。個人ブログ「ライプチヒで独逸日記」もよろしければご訪問ください! お問合せ・ご連絡はこちらまで。 DISQUS ID @disqus_vXOimP5ytn

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