ご挨拶/旧東ドイツの町・ライプチッヒ
はじめまして。このたび「地球の歩き方」ドイツ/ライプツィヒ特派員を担当させていただきますシェ-ファ-玲子です。
ベルリンに13年間住んだ後、2008年夏より主人の仕事の関係で、ベルリンから南へ180キロほど離れた旧東ドイツの町、ライプツィヒに移り住みました。今年でちょうど10年になります。
ライプツィヒはとても興味深い街ですので、いろいろな角度からご紹介したいと思っています。そして、私のブログを読んでいただいた方がライプツィヒに行ってみたい!と思っていただけたらとても嬉しいです。
また、時にはドイツの他都市やヨ-ロッパの町の情報も合わせて発信していきたいと思っております。
第一回目の今回は、ライプツィヒの町中をお散歩気分で、ざっくりとご紹介したいと思います。
その前に、まず日本からライプツィヒへのアクセスについてですが、飛行機ですとルフトハンザドイツ航空がフランクフルトからライプツィヒ/ハレ空港に乗り入れています。そこから近距離列車S-バ-ンまたはドイツ鉄道のICに乗ると10分あまりでライプツィヒ中央駅に到着します。料金は、6ユ-ロ。また、その他の都市からもドイツ鉄道DBの新幹線、ICE(インタ-シティ-エクスプレス)が乗り入れておりますので、どこからでもアクセス可能です。
昨年末にはICEの新路線も開通し、これまでICEで5時間かかっていたライプツィヒ-ミュンヘン間が3時間15分に短縮されました。また、ベルリンからも1時間10分ほどで到着します。
ライプツィヒ中央駅に到着しましたら、正面入り口を出ると横断歩道を渡れば町はすぐそこ。
駅の前の道路がリングのように街中をぐるりと囲んでいますが、町の中はほとんど車両侵入禁止ですから歩いてゆっくりとまわれます。
駅から街中に向かって行って、ちょうど真ん中あたりにある広場が、旧市役所前のマルクト広場。
ここでは毎週火曜日と金曜日に青空市場が開催されるほか、クリスマス市や野外コンサ-トなど各種催し物がおこなわれる、市民の憩いの広場です。また旧市役所は今は市の歴史博物館となっております。
マルクト広場から少し離れたところには、ライプツィヒの観光名所のひとつ、ト-マス教会がたたずんでいます。
この教会の音楽監督(カント-ル)の一人は、かの有名なヨハン・セバスチアン・バッハ。バッハが最後の25年間をこの教会で活躍し、数々の名曲を初演した教会です。また教会の祭壇の下にはバッハが静かに眠っていますので、ライプツィヒに来られた旅行者が必ず訪れる教会の一つです。
教会の外にはバッハ像もご覧いただけます。
町中はほとんど歩行者天国となっているので、車両を気にせず気持ちよく散策できます。
ト-マス教会のちょうど反対側、町の西側にある広場がアウグストゥス広場。
右側にある変わった建物は、コンサ-トホ-ルのゲヴァンドハウス。
歴史ある名門オ-ケストラ、ゲヴァンドハウスオ-ケストラの本拠地です。
ライプツィヒは、バッハのほかにメンデルスゾ-ン、シュ-マンなどのゆかりの地でもありますので、音楽の都といわれています。それ以外にも、近年はサッカ-クラブのレッドブル・ライプツィヒがブンデスリ-グで首位争いをするなど、音楽ファンのみならずサッカ-ファンにも魅力的な街になってきました。今回は、ほんの触りだけでしたが、幅広い分野で魅力の多いライプツィヒの町を、いろいろな観点からご紹介していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!
筆者
ライプツィヒ特派員
シェーファー 玲子
2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。
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