イ-スタ-市が開催!

公開日 : 2018年03月30日
最終更新 :

毎年復活祭の週末をはさんで開催される、イ-スタ-市(ドイツ語ではオ-スタ-マルクトと言います。)

今年は、3月28日から4月2日までライプツィヒのマルクト広場で行われています。

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出店しているお店はさまざまですが、通常の青空市場と違い、手工芸品を売るお店がいろいろ並びます。たとえば、籠屋さん。

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また芸術作品も多く、とりわけ陶芸家の人達が自分の作品を並べて販売しているお店が多く見られます。

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そして、イ-スタ-のシンボルといえば卵。キリストが十字架にかけられてから3日後に復活したことにちなんで、卵が生命の始まり、再生を象徴しています。

ですのでイ-スタ-の時期には、各家庭などでも卵をモチ-フとした飾りつけがなされます。

陶芸家のお店でも、卵の形をしたさまざまな作品が目を引きます。

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木製の卵に手書きをしたものもあります。

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ドイツの家庭ではウサギが卵を庭に隠したことになっており、隠した卵を子供達が探すという慣習があります。

ここイ-スタ-市でも、6歳までのお子様を対象に、日曜日の10時-11時にイ-スタ-卵を探す子供向けの催しが行われるようです。

ライプツィヒのイ-スタ-市は、クリスマス市もそうですが中世の雰囲気でお店を出しているところも多く、独特の雰囲気が味わえます。

広場の真ん中あたりには、レトロな観覧車も出現。

子供さんは大喜びですね。

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ところで、クリスマスの日程は毎年決まっているのに、復活祭の日程は毎年違います。今年は3月末ですが、4月の半ばぐらいになる年もあるのです。

これは、復活祭の日曜日を、「春分の日の後の最初の満月の後の日曜日」に定めることになっているからなのです。イ-スタ-の日曜日の直前の金曜日は、キリスト受難の日で祝日。そして日曜日の翌日、イースタ-の月曜日も祝日です。間の土曜日以外は商店は閉まっていますので、イ-スタ-の時期に旅行される場合は、お買い物日が限られることになりますが、代わりにイースタ-市を訪れてみてはいかがでしょうか。(キリスト受難の金曜日だけは、イ-スタ-市もお休みですのでご注意ください!)

素敵なお土産が見つかるかも!

ライプツィヒ イ-スタ-市開催場所: マルクト広場

開催期間: 2018年3月28日-4月2日 (*3月30日はお休み)

開催時間: 10時-20時 (*4月2日は18時まで)

筆者

ライプツィヒ特派員

シェーファー 玲子

2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。

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