地球を感じる自然の宝庫、カナリア諸島の島テネリフェ

公開日 : 2018年04月10日
最終更新 :

先日、カナリア諸島のテネリフェに行ってきました。素敵なところなので、ご紹介したいと思います。

日本ではあまりポピュラ-な旅行先ではないかもしれませんが、一年中春のような穏やかな気候に恵まれていることから、ヨーロッパでは人気のある旅行先の一つです。

アクセスも、ヨ-ロッパ主要都市からチャ-タ-便が飛んでいますので便利。

私が住むライプツィヒからもルフトハンザドイツ航空の関連会社Condorがテネリフェ南空港まで飛んでいます。所要時間は5時間弱。ちょうど良い移動時間です。

テネリフェは北アフリカ近くの大西洋に浮かぶ島。3月でも日中の気温は海辺では25度ありました。

ちょうどこの時期はア-モンドの花がそこらじゅうで咲き乱れていて、目を楽しませてくれます。

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花自体も桜によく似ていますね。テネリフェの人達は口をそろえるかのように「今ア-モンドの花が咲いてるよ!」と言っていましたので、日本の桜のような春を象徴する花なのでしょうね。

テネリフェの海は大西洋ですので波が高いため、海水浴は限られた海岸でないと危険なようです。また、火山活動でできた島のため、砂浜も灰色をしていますね。

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その火山の一つ、El Teide (エル テイデ)が島の中央部にそびえています。

El Teide.jpg

3717mの高さですから、富士山より少し低いだけ。頂上まで登ることもできますが、

その周りがナショナルパ-クになっており、ハイキングコ-スがいくつも整備されていて、魅力的なトレッキングが楽しめます。

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周りはすべて、溶岩。

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まさに長い年月を経た地球の大地を感じます。

さて、私達が滞在したところは、テネリフェの北西部、標高900mにたたずむ小さな村、

Santiago del Teide。

海辺に比べると、気温が低く20度を割るときもありましたが、

浜辺には大型ホテルがひしめき合っているため、静かに過ごせるのがメリットです。

この村から車で少し走ると、Mascaいう美しい隣村があります。

Masca.jpg

この村からは、ガイド付きで海までトレッキングツア-があり、到着地点からは

船で迎えに来てくれて、海辺のLos Gigantesまでトランスポ-トしてくれます。

私達もそれを今回の旅の目的の一つにしていたのですが、残念ながら今はしばらくトレッキングコ-スは閉鎖されているとのことでした。

夕日もとても幻想的。

yuuhi.jpg

とにかくカラッとさわやかな気候のテネリフェ。真夏でもそれほど暑くならないそうです。

トレッキング好きの自然派の方には、お勧めの島です。

筆者

ライプツィヒ特派員

シェーファー 玲子

2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。

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