ヒルデスハイム・大聖堂の宝物コレクションも世界遺産!ド-ム博物館は必見です!

公開日 : 2018年10月08日
最終更新 :

二つの教会が世界遺産に指定されているヒルデスハイム。いずれの教会も見応えがりますが、聖マリア昇天大聖堂が所有する教会の宝物コレクション(一部ミヒャエリス教会所属のものもあり)も一見の価値があります。

Mariendom.jpg
Taufbecken.jpg

撮影:ライプツィヒ特派員シェ-ファ-(承諾済)

高さ1.7m、直径96cmで、1226年に作られた銅製の洗礼盤です。

Tür.jpg

撮影:ライプィヒ特派員シェ-ファ-(承諾済)

ベルンヴァルド司教が西側の入口扉として、1015年に制作委託をしたもので、高さ4.72m。この時代のものとしては最大だそうです。

Tür mit Figure.jpg

撮影:ライプィヒ特派員シェ-ファ-(承諾済)

左側は、アダムとイブの話などの旧約聖書のスト-リ-が、そして右側には下から順に新約聖書のスト-リ-が描かれたレリ-フ。人物が形どられた中世の扉としても最古のものだそうです。

そして、ドームに併設するドーム博物館にも教会所有の貴重な宝物コレクションが展示されています。これら宝物コレクションも、世界遺産の一部ということですから、必見ですよ!

ド-ム博物館は5年間の改築の後、2015年から再オ-プン。

現在は回廊の一部も博物館として利用される作りになっています。

このド-ム博物館には世界的にも貴重な宗教芸術品が展示されていますが、その中でも見所の一つが、

Museum Madonna.jpg

(c) Dommuseum Hildesheim, photo: Florian Monheim

ベルンヴァルド司教の時代からあるということですから、11世紀のもの。

気が遠くなるほど古いですね。頭の部分は残存しておらず、あとからつけられたものです。

Museum Scheibenkreuz.jpg

(c) Dommuseum Hildesheim, photo: Florian Monheim

こちらも12世紀前半に作られたとか。

その他、目を見張るような中世の宗教文化遺産に沢山出会えます。

Museum iroiro.jpg

(c) Dommuseum Hildesheim, photo: Florian Monheim

ヒルデスハイムに行かれたら、教会だけでなく是非ド-ム博物館も合わせて見学をお勧めします。

ド-ム博物館

Dommuseum Hildesheim

Domhof 4, 31134 Hildesheim

Tel.(05121)307-770

https://www.dommuseum-hildesheim.de/de/hildesheimer-dommuseum

開館時間: 10-17時(月曜休館、12/24及び31休館)

入館料: 6ユーロ、25歳以下は無料

筆者

ライプツィヒ特派員

シェーファー 玲子

2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。