ヒルデスハイム・大聖堂の宝物コレクションも世界遺産!ド-ム博物館は必見です!
二つの教会が世界遺産に指定されているヒルデスハイム。いずれの教会も見応えがりますが、聖マリア昇天大聖堂が所有する教会の宝物コレクション(一部ミヒャエリス教会所属のものもあり)も一見の価値があります。
撮影:ライプツィヒ特派員シェ-ファ-(承諾済)
高さ1.7m、直径96cmで、1226年に作られた銅製の洗礼盤です。
撮影:ライプィヒ特派員シェ-ファ-(承諾済)
ベルンヴァルド司教が西側の入口扉として、1015年に制作委託をしたもので、高さ4.72m。この時代のものとしては最大だそうです。
撮影:ライプィヒ特派員シェ-ファ-(承諾済)
左側は、アダムとイブの話などの旧約聖書のスト-リ-が、そして右側には下から順に新約聖書のスト-リ-が描かれたレリ-フ。人物が形どられた中世の扉としても最古のものだそうです。
そして、ドームに併設するドーム博物館にも教会所有の貴重な宝物コレクションが展示されています。これら宝物コレクションも、世界遺産の一部ということですから、必見ですよ!
ド-ム博物館は5年間の改築の後、2015年から再オ-プン。
現在は回廊の一部も博物館として利用される作りになっています。
このド-ム博物館には世界的にも貴重な宗教芸術品が展示されていますが、その中でも見所の一つが、
(c) Dommuseum Hildesheim, photo: Florian Monheim
ベルンヴァルド司教の時代からあるということですから、11世紀のもの。
気が遠くなるほど古いですね。頭の部分は残存しておらず、あとからつけられたものです。
(c) Dommuseum Hildesheim, photo: Florian Monheim
こちらも12世紀前半に作られたとか。
その他、目を見張るような中世の宗教文化遺産に沢山出会えます。
(c) Dommuseum Hildesheim, photo: Florian Monheim
ヒルデスハイムに行かれたら、教会だけでなく是非ド-ム博物館も合わせて見学をお勧めします。
ド-ム博物館
Dommuseum Hildesheim
Domhof 4, 31134 Hildesheim
Tel.(05121)307-770
https://www.dommuseum-hildesheim.de/de/hildesheimer-dommuseum
開館時間: 10-17時(月曜休館、12/24及び31休館)
入館料: 6ユーロ、25歳以下は無料
筆者
ライプツィヒ特派員
シェーファー 玲子
2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。
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