新型コロナウイルス関連情報(2020年3月27日現在)ライプツィヒの町はガラガラ......

公開日 : 2020年03月28日
最終更新 :

新型コロナウイルスの感染者数が、今日現在4万6580名のドイツ。

そのうち死亡者数は285名になりました。感染者数はヨーロッパではスペインに次いで2番目に多い国ですが、死亡者数はそのわりにはぐっと少ない状況です。

しかしドイツはまだピークを迎えてないといわれ、昨日のシュパーン健康大臣の会見では、「嵐の前の静けさだ」ということですので、油断ができません。

ドイツは、2020年3月22日夜に連邦政府が打ち出した、人との接触をなるべく避けるというガイドラインをもとに、3月23日からとりあえずは4月5日までの間、全国的に外出制限が行われています。各州で多少の差はあるものの、ほぼ同じような内容です。

ライプツィヒのあるザクセン州では、おもに以下のように決められています。

・不要不急の外出は行わないこと。

・外の空気を吸いに出たり、体を動かす際には、単独もしくはもうひとりの同伴、もしくは家族の場合は5人までのみ可能。

・商店やレストランは終日閉店。テイクアウトのみ可能。

・美容室、床屋、理学療法士の施設などは営業禁止。

・人とは最低1.5mの間隔をあけること。

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カタリーナ通りもガラガラ......

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アム・ブリュー通りでも同じような状況でした。

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この外出制限は、イースター(今年は2020年4月10〜13日)まで続けられるといわれています。

恐らく、いったんその効果を分析するものの、今後まだまだこのような外出制限が行われるものと思われます。今はまだ公共交通機関等は動いていますが、もっと厳しい制限になると、それも完全にストップということにもなるかもしれません......

いずれにしろ、もっとも恐れる医療崩壊が起こらないよう、適切に対処される必要がありますね。日本の皆さまもどうぞご自愛くださいませ。

筆者

ライプツィヒ特派員

シェーファー 玲子

2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。

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