新型コロナウイルスのため、ライプツィヒのサッカ-スタジアムもついに無観客試合に!
世界中で猛威をふるっている新型コロナウイルス。2020年3月11日現在、ドイツでの感染者数は1622名(うち3名は死亡)にのぼっています。そのうちライプツィヒでは4名、ザクセン州全体では16名が感染しているということで、幸いまだ感染者数が少ない状態です。
しかし、ライプツィヒの書籍見本市が中止になったのをはじめ、各地で大きな催しがキャンセルとなっています。
また、ブンデスリ-ガなどのサッカ-の試合も各地で観客なしで行われていますが、ライプツィヒだけはなぜか例外。
昨日ライプツィヒのスタジアムで行われたRBライプツィヒ対イギリスのトッテンハムの試合が観客を入れて行われました。
健康省の勧告を無視してサッカ-の試合に観客を入れて開催することにはびっくり。
開催決定の理由は、ライプツィヒや相手国のイギリスには感染者数が非常に少ないから問題ないということのようですが、なんとも信じられない見解です。
サッカ-の観客はドイツ中から来る可能性が大きいですよね。
そして次のホ-ムでの試合RBライプツィヒ対SCフライブルグが2020年3月14日土曜に行われるので、どうなるのか注目されていましたが、ついさきほど、ついに観客なしにすることを決定したようです。
これで、ドイツで行われるサッカ-の試合はすべて無観客での開催となりました。
ちなみに、3月1日にライプツィヒで行われた、RBライプツィヒ対バイエルン・レ-バ-ク-センとの試合では、日本から観戦に来ていた20名が新型コロナウイルス感染を恐れる関係者により、警備員に連れだされるという事件がありました。
これについては、RBライプツィヒが誤った理解だったということで、追い出された日本人観戦者に謝罪したようですが、なんともRBライプツィヒにまつわる不名誉な話が最近多いのが気になります。日本では春の選抜高校野球が中止となってしまったようですね。出場予定だった球児たちのことを想うと、なんとも切なくなってしまいます。とにかく、はやく収束して正常な毎日に戻ってもらいたいものです。皆さまもどうぞお気をつけてお過ごしください。
筆者
ライプツィヒ特派員
シェーファー 玲子
2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。
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