ザクセン州の制限措置がさらに緩和へ。学校などでは1.5mの距離確保なしに!
新たな感染者数がこのところ減少傾向にあったドイツですが、先日ドイツ西部のノルドライン・ヴェストファ-レン州にある食肉処理場で、1550人以上の集団感染が発生。
その地域は、再び接触制限などが実施されています。この工場では多くの従業員が東ヨ-ロッパ諸国からの労働者で、過密な住環境がクラスタ-の原因と言われています。
やはり3密はよくないということですね......。
一方で、ライプツィヒのあるザクセン州は、新規感染者数はほとんどいない状況のため、州政府は新たな緩和措置を発表しました。
緩和といっても、これまでと基本的にはそれほど変わりません。
緩和された点としては、以下の点ぐらいです。
・ 2020年6月30日以降、飲食店など私的空間外での家族行事は100人まで許される。許可された衛生計画がある場合にはクラブも再開可能であるが、ダンスは行ってはならない。
・ 1.5mの最低間隔の確保は、保育所、学校および学校関連行事には適用されない。
以下の点は、これまでどおりです。
・ 接触制限,公共空間における1.5mの対人間隔確保、並びに公共交通機関、観光バス運行業務および小売店舗における口と鼻を覆うマスクの着用義務が今後も継続される。
・ また、公共空間における集まりおよび集会は、引き続き単身か、同一世帯に属する者やパートナーの同伴、配慮権および面会交流権を有する者、別の同一世帯に属する者、または、最大10人までの他者と会う場合にのみ許される。
今回の制限措置緩和は、6月30日から7月17日まで有効とされます。
皆さま、引き続きお気をつけてお過ごしください!
筆者
ライプツィヒ特派員
シェーファー 玲子
2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。
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