ドイツは11月2日から1ヵ月間ミニ・ロックダウンです。そしてライプツィヒもついに危険地域の仲間入りに......
新型コロナウイルスの感染拡大がますます広がっているドイツ。1日の新規感染者数も2020年10月31日には1万9059人と、過去最高の数値を記録しました。
ドイツでは過去7日間の10万人あたりの新規感染者数が50を超えると危険地域とされますが、目下のところドイツ全土の9割近くがこの数値を超え、危険地域が大半を占めています。
つい先日まで不思議なぐらい新規感染者数が少なかったライプツィヒも、ついに11月1日に上記の数値が50を上回り、危険地域の仲間入りすることになってしまいました。
これに先立って、10月28日にはメルケル首相と各州の大臣とで会合がもたれ、11月2日から末までの期間、ミニ・ロックダウンを行うことが決定されました。
前回のロックダウンのように、学校の閉鎖や食料品店以外の商店まで閉鎖することはありませんが、飲食店、劇場、文化施設、スポ-ツ施設などは閉鎖されます。
ロックダウンの内容は基本的には全国どこも共通ですが、各州によって多少の違いもあります。
ライプツィヒの属するザクセン州では、接触制限としては、まず公共空間における滞在の場合は、自らの世帯およびもう一世帯に属するものによる最大10人までの場合のみ許されます。
一方で、自宅における私的な会合は、自らの世帯およびもう一世帯に属する最大10人まで。または最大5人までの場合のみ許可されます。
また、ライプツィヒ独自として、町なか(リングの内部)では朝9時以降は外であってもマスクの着用が義務づけられています。公共交通機関や食料品店などでのマスク着用義務はこれまでどおりとなります。
ドイツは秋も深まり、草木の紅葉もあっという間に終わりそうです。
筆者
ライプツィヒ特派員
シェーファー 玲子
2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。
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