ドイツのミニロックダウン、一部厳しくなって12月20日まで延長に!

公開日 : 2020年11月27日
最終更新 :

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないドイツ。2020年11月初めから飲食店や文化施設などの閉鎖が義務づけられたミニロックダウンが続いていますが、先日メルケル首相と各州の大臣たちが話し合った結果、12月20日まで少なくとも延長、そして部分的には少し厳しい措置が決定されました。

家族が集まるクリスマスの時期までになんとか収束させたいということですね。

あらゆる不要な接触を避け、可能な限り自宅に留まるようにとの要請です。

店舗への入場制限も引き続き行われるので、買い物ではめんどくさくなります。

最初のロックダウンの際にはス-パ-の外でけっこう待たされましたが、今回もそうなるならば冬場なので辛いですね......。

12月1日からさらに厳しくなる点は、以下のとおりです。

・ 私的な集まりの際に、自分の世帯ともうひと世帯の人間で、最大5人までと制限されます(14歳以下の子供は除く)

・ 公共空間および訪問者が立ち入る室内空間においては、常にマスクを着用しなければなりません。これは、町なかなどの人が多く存在する屋外の公共空間にも適用されます

・ 職場ではマスク着用義務となります(ただし、1.5mの対人間隔が取れる場所では適用されません)

・ 大学などは原則、オンライン授業を行います(実験、実習、試験、などは例外)

そして、クリスマス期間中の特別措置(12月23日から1月1日まで)は以下のように少し緩和されます。

・ 屋内および屋外での集まりの人数は家族や友人との間で最大10人までに拡大されます

また、恒例の大晦日の花火については、控えることを推奨されています。また、人でにぎわう場所や通りでは、花火の打ち上げが禁止されました。

今年は、前代未聞の静かな年明けになりそうです......。

ロックダウン中の重苦しい気持ちのなか、きれいなお花は少しでも晴れやかな気分にしてくれますね。

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皆様、引き続きご自愛くださいね。

筆者

ライプツィヒ特派員

シェーファー 玲子

2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。

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