ドイツの新型コロナ防疫措置: リスク地域からの入国の際はオンライ登録が必要に!

公開日 : 2020年11月11日
最終更新 :

ミニロックダウンが始まって1週間が経過しました。

まだ大きな効果は見られませんが、少なくとも新規感染者数の増加傾向が少しは和らいだようです。

それでも、依然として新規感染者数は多く、危険地域の基準値である、人口10万人あたりの直近の7日間の新規感染者数の合計が50を大きく超える地域がほとんどです。

ミニロックダウンが12月は解除されることになるのか......。

状況は厳しいです。

さて、最新のドイツの新型コロナ防疫措置を伝えたいと思います。

ドイツのロバ-トコッホ研究所が指定する危険地域からの入国の際には、その地域にドイツ入国前10日以内に滞在履歴がある場合は、到着後自宅または滞在先にて原則10日間の隔離義務があります。

また、リスク地域から入国した旨を管轄の保険局に連絡する義務もあります。

これに関しましては、これまで所在追跡表(Aussteigekarte)の提出が求められていますが、2020年11月8日からは、PC、タブレット端末、アウマ-トフォンなどを利用したデジタル化運用が始まりました。

そのデジタル入国登録については、ドイツ入国前のオンライ登録が必要になります。

■デジタル入国登録フォ-ム(Digitale Einreiseanmeldung / Digital Registration on Entry)

ちなみに、日本は現在のところ危険地域に指定されていませんので、日本からの入国にあたっては上記隔離義務、保険局への連絡、事前の入国登録は必要ありません。

というと、日本人は入国できるのか?と思われがちですが、実際のところこれがあてはまるのは、ドイツ在住の日本人が日本からドイツに戻る場合ということになります。

そうでない日本在住の方のドイツ入国は、まだ許可されていないのが現状です。

ドイツは秋も深まってまいりました。

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筆者

ライプツィヒ特派員

シェーファー 玲子

2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。

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