ライプツィヒのあるザクセン州が、新型コロナ新規感染者数でドイツのワーストワンの州に!さらなる制限措置も......

公開日 : 2020年12月02日
最終更新 :

ついこの間までは、ドイツで最も少ない感染者数の州であったザクセン州ですが、2020年11月30日現在、ザクセン州全体の過去7日間の10万人あたりの新規感染者数は275人となっており、連邦州の中で最も高い数値となっています。

こうしたなか、ザクセン州は州独自の政令を定め、先日決定したドイツ全土の制限措置よりも厳しいものとなっています。

とりわけ過去1週間の新規感染者数が10万人あたり200人を超える状態が5日以上続いた市郡では、時限の外出制限(ただし、通勤、通学、買い物など多数の例外あり)、特定の公共空間での飲酒禁止、マスク着用義務の厳格化など、さらなる制限措置が課されます。

すでに、バウツェン郡、ゲルリッツ郡、ゼクシッシェシュヴァイツ・オストエルツゲビルゲ郡、ツヴィッカウ郡、ミッテルザクセン郡、ノルトザクセン郡、エルツゲビルクスクライス郡では12月1日より、ケムニッツ郡では12月2日からさらなる制限措置が導入される予定です。

ミニロックダウンが始まって1ヵ月ですが、まだ目に見える成果は感じられていませんので、さらなる厳しい外出制限措置は致し方ないことかもしれません......。

一方で、ワクチン接種が12月もしくは1月から可能になるとの朗報もあります。

それを信じて、いまの厳しい状況をなんとか乗り越えたいものです。

ドイツは、クリスマスまでの4週間の期間である、待降節に入りました。

IMG_6285.jpg

皆様、どうぞ引き続きご自愛くださいませ。

筆者

ライプツィヒ特派員

シェーファー 玲子

2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。