今年2021年もライプツィヒ・バッハフェストは通常開催が中止になりました......
コロナ感染状況は徐々に改善されつつあるドイツ。ザクセン州全体ではまだまだですが、少なくともライプツィヒは人口10万人あたりの1週間の新規感染者数の合計が基準の100以下になりました。
この値が5日間続いたら、その翌々日から制限措置が緩和されます。
今日がその5日目になりますので、このまま順調にいくと13日から緩和になる予定です。
しかし緩和されるとはいえ、飲食店はまだまだ全面開店は許可されませんし、ホテルでの観光目的の宿泊も不可ですので、まだまだ厳しい状況が続きます。
そんな中、毎年6月に開催されるバッハフェスティバルが今年2021年も通常開催はされないことになりました。
2年連続とは本当に残念ですが、この状況では仕方がありませんね。
ただ、通常のフェスティバルの代わりに、今年は開催期間中6月11日から21日まで、毎日Streamによる配信が行われるようです。
また、5月末までにコロナ感染状況がさらに改善し、観客を少しでも入れらるような状況になれば演奏会も開催され、チケットの前売り販売が行われるようです。
オンラインStreamでは、世界的なバッハ演奏の第一人者による12の演奏が配信される予定です。その中には、鈴木雅明さん率いるバッハ・コレギウム・ジャパンも2回配信されます。
チケットは1回€14で5月末から販売開始です。
詳細は5月20日よりこちらのサイトをご覧ください。
配信時間によっては日本の夜中の日もありますが、バッハファンの方で興味のあるかたは、ぜひご覧くださいませ。ドイツは天候が不順でしたが、ようやく春が到来しました。
筆者
ライプツィヒ特派員
シェーファー 玲子
2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。
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